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「ローマ守備陣にパニックを…」

チームは敗れたものの、久保のパフォーマンスは悪くなかった。(C)Getty Images

 ベスト8進出が厳しくなった敗戦だが、久保建英はレアル・ソシエダの中で印象を残したようだ。


 3月9日のヨーロッパリーグ、ラウンドオブ16第1レグのローマ戦で、ソシエダは0-2と敗れている。先発出場した久保は75分までプレー。前半にポストを叩くシュートを放つなど、苦戦したチームにおいて奮起した。

 21分にローマの主将ロレンツォ・ペッレグリーニをかわし、深い位置まで侵入してポスト直撃のシュートを放った久保。ジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマの守備にチームが完封されただけに、数少ない好機をつくった日本代表MFに、イタリアのメディアも賛辞を寄せている。

『OA SPORT』はソシエダで最も優れていた選手に久保を選出。「バスク勢でベストだったのが日本人のタケフサ・クボだ」と称賛した。

「日本人のセカンドトップは至るところにいて、ローマ守備陣にパニックを植えつけようとし、ポストに阻まれただけという同点弾に迫る場面もあった。何年にもわたって才能が騒がれていたが、ようやくそれが現れている」
 
 また、『EUROSPORT』はチーム最高となる6.5点をつけ、「ローマの守備陣に本当に少し混乱をもたらした唯一の選手だった」と評価。『TUTTOmercatoWEB』も「ソシエダで最も納得させた選手だったのは疑いない」とたたえている。

 大手紙『Gazzetta dello Sport』も、チーム最高タイとなる6.5点。「おそらくは仕掛けようとしていた唯一の選手」と報道。『Sport Mediaset』は及第点となる6点(チーム最高タイ)をつけ、「狭い(スペースの)中でダイナミックかつハツラツとしていた」と称賛した。

 だが、ゴールを奪うに至らず、2点差の黒星を喫したことで、ソシエダの逆転突破が厳しくなったことは確かだ。1週間後の第2レグで、久保はベスト8に駒を進める活躍を見せることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部



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