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レアル・ソシエダは9日にヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグ、アウェーでのローマ戦に臨み、0-2で敗戦した。MF久保建英は先発出場を果たし、75分に交代でベンチに下がった。

ラ・リーガではここ7試合でわずか1勝と大きく調子を落とすソシエダ。頭を切り替えて、久保がソシエダ加入当初、優勝を目指していると公言していたヨーロッパリーグに臨みたいところだ。イマノル監督は、前試合カディス戦で途中出場させた負傷明けシルバを先発で起用。1トップのスルロットの後方に久保とシルバを並べる4-3-2-1のシステムを採用している。

立ち上がり、いつものようにボールを保持したソシエダ。小気味良いパス回し、リズムを変えて突破&チャンスメイクを狙う久保とまずまずの出だしだったが、13分に速攻からローマの先制点を許してしまう……。モウリーニョ監督率いるチームは、ディバラのスルーパスからアブラハムがペナルティーエリア内に侵入し、その折り返しからエル・シャーラウィがネットを揺らした。

ビハインドを負ったソシエダはその後、ローマの5バックを前に苦戦。その守備網を突破する術をなかなか見つけることができない。そうした中で、前半最もゴールに近づいたのは久保だった。21分、右サイドでパスを受けた日本人MFはそのままペナルティーエリア内右に侵入。ゴールライン際から中央へ向かい、GKルイ・パトリシオを眼前に右足でシュートを打ったが、これは右ポストに弾かれた。

結局、1点差のまま前半は終了。迎えた後半、ソシエダは相変わらずボールを保持するも、堅守で試合を“塩漬け”とするローマを相手に打開策がない状況が続く。さらに67分には再びローマの速攻を許して、ベロッティにポスト直撃のシュートを放たれた。

イマノル監督は67分にスルロットをオヤルサバル、75分にイジャラメンディ&久保をブライス・メンデス&チョーに代える。久保は前半最大の決定機こそ迎えたものの、ほかのチームメートと同じく全体的には精彩を欠いている。

ソシエダは83分に後半最大の決定機を迎え、B・メンデスの浮き球からミケル・メリーノがシュートを放ったものの、これは枠の左に外れる。そして87分、ローマが大きな大きな追加点を獲得。ディバラが蹴った右CKから、勢いよくファーサイドに飛び込んだ途中出場クンブラが豪快にヘディングシュートを突き刺している。点差を広げられたソシエダは、1点も返すことができないまま試合終了のホイッスルを迎えることになった。

なおソシエダホームのセカンドレグは3月16日に行われる。



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