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直近10年で日本人選手の海外組が急増「ドイツやスペインを合わせた人数よりも多い」

Jリーグを経て海外で活躍する冨安健洋、三笘薫、古橋亨梧【写真:ロイター】

 昨今、欧州リーグでの日本人選手の活躍が目覚ましい。Jリーグを経て海外へ挑戦する例が多いなか、海外メディアは「日本で輸出革命が起きている」と、日本サッカー界の急成長にスポットライトを当てている。


 英紙「iNews」は「日本のJ1は、いかにして欧州トップクラブの“才能の製造所”になったのか?」と見出しを打ち、J1から欧州の第一線で活躍する選手が続々と登場している背景について考察。スコットランド1部セルティックで得点を量産している日本代表FW古橋亨梧や、イングランド1部ブライトンで攻撃の中核を担うMF三笘薫を筆頭に、欧州組の急増について触れている。

「古橋は先月、リーグカップ決勝のレンジャーズ戦で2つのゴールを決めた。三笘は、現在プレミアリーグで最も注目を集めるアタッカーの1人になった。先週末のブンデスリーガでは、ドイツやスペインを合わせた人数よりも多い9人の日本人が先発を飾った。日本代表は、今やディアスポラとなっている。2010年から10年あまりで、日本で輸出革命が起きている」

 また、日本は歴史的に見ても、野球の文化が根強いなかで、サッカーは日本全域でクラブを設立することで繁栄を目指した背景なども説明している。

「日本の近代スポーツ史の大部分において、野球が唯一のプロスポーツであり、大企業がクラブを所有する形で運営していた。1992年に同国でJリーグが発足した時は、わずか10クラブのみだった。目的は常に大規模な拡大だった。47都道府県それぞれにクラブの設立を促進することで、野球のように企業の所有権に依存する形は回避し、プロクラブは3つのカテゴリーで60クラブまでに増幅した。これはフランスよりも多い数字となっている」

 日本サッカー協会(JFA)が2050年のW杯優勝を目標に掲げており、選手たちにとっても日本代表で戦うことが「生きがい」となっていることが現在の好循環を生み出していると指摘している。

「日本の輸出革命は、当然のことながら、急速な投資に基づいている。日本サッカー協会は2050年までにW杯で優勝するという目標を公表しており、それは漠然とはしていたが、現実的に国内リーグの質の向上が必要となった。日本サッカー協会とJ1は、共通の利益のために、都道府県、協会、クラブ、コーチ、大学、学校を連携させた。日本語には『生きがい』という概念がある。これは目標から意味合いや充実感を見出すことを指す。日本代表が、まさしく生きがいになっていのだ」

 まだビッグクラブで主力として中心選手となるような日本人選手こそ出てきていないものの、アーセナルで在籍するDF冨安健洋の今後のポジション奪還、また三笘やレアル・ソシエダのMF久保建英にもビッグクラブからの熱視線が送られており、その時が来るのもそう遠い未来ではないのかもしれない。

FOOTBALL ZONE編集部















































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