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「彼がボールを受けるたびに観衆が沸いた」

ブライトンファンからの期待も高まっている三笘。(C)Getty Images

 ここ数か月で、イングランドにおける三笘薫の認知度は一気に広まった。

 以前は、取材のためにブライトンに行くと伝えると、「なぜ?」と聞いてきた友人たちが、いまでは「あの日本人は素晴らしいな」と口々に話す。


 ただ、知名度と評価が上がるにつれて、当然ながら相手からのマークも厳しくなった。ここ数試合はそれが顕著に表われている。

 一方で、彼は「クリエイティブな選手」としての評価が定着したため、毎試合違いを作ることが求められている。徹底マークされるなか、それをすべてのゲームで行なうのは、はっきり言って難しい。DFがFWを抑え込むのとはわけが違うのだ。
 
 例えば、0-1で敗れたフルアム戦は非常にタイトなゲームとなるなか、ブライトンのファンは日本代表アタッカーが打開してくれると考えていた。 とくに後半、彼がボールを受けるたびに観衆が沸いていたのだ。

 三笘に対して厳しい評価をするメディアもあったが、それは期待値が上がっているからだろう。実際にはドリブルで突破したシーンもあったし、長短の多彩なパスを披露。敗れたブライトンにおいて、数少ないポジティブなプレーを見せていた。

 驚いたのは、たとえボールを奪われてもファンが拍手を送っている光景だ。他の選手のように野次や罵声が飛ぶ場面はほとんどない。ブライトンファンのお気に入りなのは一目瞭然だ。

 それは、クラブの対応を見ても分かる。リバプール戦でマッチデープログラムの表紙を飾った日本人は、フルアム戦ではプログラムの真ん中の差し込まれたポスターに採用された。彼は間違いなくブライトンのスターであり、いまや急速にプレミアリーグのスターになりつつある。

文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)















































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