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 ここ最近不調のレアル・ソシエダに良いニュースが飛び込んできた。負傷離脱が続いていたダビド・シルバとモハメド=アリ・ショーが復帰し、水曜日に行われた全トレーニングを消化したとのことだ。金曜日のラ・リーガ第24節カディス戦は微妙だが、来週のヨーロッパリーグ(EL)準々決勝、ローマ戦には万全な状態で臨めるかもしれない。


 ソシエダの直近の不振は、4-3-1-2から4-3-3へのシステム変更が1つの原因とされている。実際、ソシエダの地元紙『ノティシアス・デ・ギプスコア』は「システム変更に疑問を呈している人は多い」と報じており、さらに「イマノル(・アルグアシル監督)の目的はローマで中盤ダイアモンド型を取り戻すこと。きっと全てが違って見えるだろう」とも伝えていた。

 シルバの戦列復帰により、4-3-1-2への回帰は現実味を帯びてきたと言っていい。このシステムは、いわばシルバありきのものと言っても過言ではないからだ。

 そこで気になるのが、久保建英の立場である。

 4-3-1-2に戻った場合、中盤はマルティン・スビメンディ、ミケル・メリーノ、ブライス・メンデス、そしてシルバの4人がファーストチョイスとなることが濃厚だ。そのため久保は今季前半戦と同じく2トップの一角が主戦場になると予想できるが、どのセットが最適か判断するのが難しい。

 前半戦は久保とアレクサンダー・セルロートのコンビが機能していたが、指揮官がエースであるミケル・オヤルサバルを不調であってもベンチに追いやるとは考えにくい。セルロートは前線に高さと強さをもたらせる貴重な存在で、こちらも外し難い。と考えると、久保の立場も決して安泰とは言えないはずだ。

『スカイスポーツ・イタリア』は、ELでローマと対戦することになったソシエダの基本情報を紹介。そこでは4-3-1-2でオヤルサバルとセルロートの2トップを基本フォーメーションとしており、久保の名前はなかった。もちろんこれが久保の序列低下を決定づけるものとは言えないが、少し気になるところだ。

 シルバ、オヤルサバル、久保、セルロート…。彼らのような主力が揃った状態は今季ほとんどなかった。しかし、今はそうなりつつある。その中でアルグアシル監督が何を最適解とするのか。今後の采配に注目だ。

フットボールチャンネル















































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