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 イングランド・プレミアリーグ、ウエストハム所属のイングランド代表MFデクレン・ライス(24)の移籍先として、マンチェスターCが浮上した。

 英国の専門サイト「チーム・トーク」によると、今季終了後にウエストハム離脱が確実視されているライスの移籍先としてマンチェスターCが本命視されている。

 これまでも英メディアでは、ライスの移籍先としてアーセナル、チェルシー、マンチェスターU、リバプール等の名前が上がっているが、ここに来てマンチェスターC移籍の条件が揃いつつあるという。

 まずライスがウエストハムから離脱したがっているのは事実。これまでも再三、クラブ側は史上最高額の年俸を提示してきたが、24歳のイングランド代表MFは「欧州CLに出場したい」とし、契約更新拒否の姿勢を貫いている。

 一方、ウエストハムのモイズ監督が公言しているように、ライスとの契約を実現するには英国史上最高額の移籍金オファーが不可欠。それは今冬のチェルシーがアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスに支払った1億570万ポンド(約177億5760万円)。となれば、日本円にして180億円超えの移籍金でオファーができるクラブにしかライスを売却しないということになる。

 この金額を支払う資金力があり、かつ来季の欧州CL出場権が確実なのはマンチェスターC。しかもドイツ代表MFギュンドアン、ポルトガル代表MFベルナルド・シウバの2人が今季限りで契約満了となり、グアルディオラ監督に中盤のテコ入れが迫られている現状もある。

 無論、今後もプレミアのビッグクラブ間でライスのサインを求めて熾烈な獲得競争が行われるのは間違いないが、現在のところマンチェスターCが条件を揃えており、イングランド代表の主力ボランチ獲りに一歩抜け出した形になっている。(英通信員・森 昌利)

報知新聞社



















































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