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バルセロナが今冬、アーセナルからブラジル代表FWラフィーニャ（26）に届いたビッグオファーを断っていたとスペイン紙スポルト電子版が23日に報じた。同紙によるとバルセロナは今冬の移籍市場で、プレミアリーグで首位に立つアーセナルからラフィーニャ獲得に向け、移籍金7000万ユーロ（約98億円）という巨額オファーが届いていたとのこと。同紙はバルセロナが昨夏、リーズからラフィーニャを27年6月30日までの5年契約、移籍金5800万ユーロ（約81億2000万円）＋出来高700万ユーロ（約9億8000万円）で獲得したが、クラブの以前から続く厳しい財政面を考慮した場合、悪い取引ではなかったと判断した。しかしバルセロナはラフィーニャの将来的な価値や、チームのコーチングスタッフが選手に大きな信頼を寄せていることを考え、金銭面を優先させることなくアーセナルに断りを入れたとのことだ。実際、ラフィーニャは今季ここまで公式戦32試合に出場し、7得点9アシストと得点面で際立つ活躍を見せており、シャビ監督にとって重要な戦力になっている。（高橋智行通信員）
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