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【欧州・海外サッカーニュース】元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が自宅の階段で転倒して頭を強打し、救急搬送された。2010年に日本代表監督に就任すると、サムライブルーを率いて翌年のアジアカップで優勝を飾ったほか、FIFAワールドカップ(W杯)ブラジル2014へと導いた69歳のザッケローニ氏。近年は故郷のチェゼナーティコに戻り、家族との時間を楽しむ傍ら、セリエAのご意見番を務めるなどピッチ外での活躍を続けていた。昨年はW杯カタール2022のFIFAの技術委員として現地視察を行ったほか、先月は指導者向けの講習会に出席するために来日している。そんな中、『Resto del Carlino』のチェゼーナ版は10日、ザッケローニ氏が自宅で転倒し、集中治療室に搬送されたことを伝えている。元日本代表監督は、チェゼナーティコの自宅内の階段で約2メートルの高さから転倒。この際、頭を床に激しく打ちつけたとみられる。なお、転落の原因が、事故なのか体調の異変によるものかは、はっきりとわかっていない。その後、居合わせた家族が緊急通報し、イタリア人指揮官はチェゼーナのマウリツィオ・ブファリーニ病院へ救急搬送されたが、出血を伴う頭部外傷により集中治療室で治療を受けているとみられる。地元紙はザッケローニ氏の容体について「深刻だが命に別状はなく、意識はある」と報じている。一方、家族が転倒したザッケローニ氏を発見した際、「意識を失っていた」との『Corriere Romagna』の報道もあり、情報は錯綜している。
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