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性的暴行の容疑がかかり、刑務所に収監されている元ブラジル代表DFダニエウ・アウベスだが、困難はそれだけでは済まされないことになっているという。


12月30日の早朝、アウベスはバルセロナのナイトクラブで23歳の女性に対して性的暴行を行ったとされ逮捕。容疑がかけられている段階ではあるが、選手と被害者の話を聞いた裁判所が逃亡の危険性があると判断。刑務所に収監されることが決まった。

そのアウベスは、妻のジョアナ・サンスさんから離婚を求められるだけでなく、所属していたUNAMプーマスが損害賠償を請求。契約違反として100万ドル(約1億3200万円)を要求した。

ただ、これだけでは済まされないことに。スペイン『El Confidencial』によると、資産の差し押さえなどが行われているという。

今回の事件を受けクラブからの賠償請求に加え、スポンサーは撤退。655 平方メートルの家(地上2階、地下1階)も押収。これは元妻であり代理人だったディノラ・サンタ・アナさんと2010年に建てたものとして知られており、離婚後は50%がアウベス所有となっていた。

しかし、2043年10月に完済され300万ユーロ(約4億2700万円)以上のローンの担保として抵当に入れられており、2022年4月に財務省によって押収されることに。加えて、225万9071ユーロ(約3億2140万円)の負債も抱えているという。

さらに、アウベスは6つの会社を所有していたが、4つが2019年から2021年の間に倒産。2つが残っているだけとなり、非常に苦しい状態となっているようだ。

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