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GK

中村航輔(なかむら・こうすけ)
生年月日:1995年2月27日
所属クラブ:ポルティモネンセ(ポルトガル)
22/23リーグ戦成績:14試合23失点
日本代表通算成績:6試合8失点

 2021年冬に柏レイソルからポルティモネンセに渡って以降しばらく、怪我の影響などもあってなかなか出場機会に恵まれず、日本代表からも遠ざかった。しかし、在籍3年目の今季はようやく本領を発揮。レギュラー争いのライバルだったサムエルが昨年9月にポルトに移籍したため、チームのゴールマウスを託されるようになった。

 今季のポルティモネンセは守備がやや不安定で、ここまでリーグ戦18試合で25失点しているが、日本人GKは奮闘している。事実、データサイト『Sofa Score』によれば、セーブ数は現時点でリーグトップとなる69本。ボックス内からのシュートのセーブ数は39本で、同3位につけている。平均レーティングも「7.3」とかなり高い数字だ。このままのパフォーマンスを続けることができれば、再び日本代表に名を連ねることになるだろう。

DF

菅原由勢(すがわら・ゆきなり)
生年月日:2000年6月28日
所属クラブ:AZ(オランダ)
22/23リーグ戦成績:17試合3得点6アシスト
日本代表通算成績:1試合0得点0アシスト
 
 次のワールドカップで期待したい日本人選手の1人と言っていいだろう。2019年に18歳という若さで名古屋グランパスからオランダのAZに渡ると、1年目からコンスタントに出場機会を得て着実にレベルアップ。今ではチームの右サイドにおいて欠かせない存在となっていて、その推定市場価値は400万ユーロ(約4.8億円)までアップした。

 もともと攻撃性能に定評があったが、AZで右サイドバックとしてだけでなく、ウィングとしてもプレーしていることでより磨きをかけた。先日の第18節、ゴー・アヘッド・イーグルス戦では目の覚めるようなスーパーゴールを奪うだけでなく、2アシストも記録と圧巻の活躍を披露。これで今季リーグ戦で早くも9得点に直接関与と、結果を残し続けている。ベテランの酒井宏樹の後を継いでいくのは、やはりこの男になるのかもしれない。

板倉滉(いたくら・こう)
生年月日:1997年1月27日
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ)
22/23リーグ戦成績:9試合0得点2アシスト
日本代表通算成績:16試合1得点1アシスト
 
 近年の成長ぶりは目を見張るものがあり、今では日本代表において欠かせない存在となった。大怪我を乗り越えて挑んだFIFAワールドカップカタール2022ではグループリーグ全3試合でフル出場。守備で体を張ったことはもちろん、重要な初戦のドイツ代表戦では高精度のロングフィードから浅野拓磨の逆転ゴールをアシストするなど、ベスト16入りに大きく貢献した。

 今季より所属するドイツの名門ボルシア・メンヒェングラートバッハではすでに不動の地位を築いており、カタールW杯による中断明け後のリーグ戦では全試合でフル出場中。4-1と大勝した先日の第18節、ホッフェンハイム戦ではかなりのハイパフォーマンスを披露し、再び評価を高めていた。不動の守護神だったヤン・ゾマーがいなくなった守備陣において、この26歳にかかる期待はますます大きくなっていくのではないか。

冨安健洋(とみやす・たけひろ)
生年月日:1998年11月5日
所属クラブ:アーセナル(イングランド)
22/23リーグ戦成績:15試合0得点1アシスト
日本代表通算成績:33試合1得点2アシスト
 
 今季のアーセナルはリーグ戦19試合を消化した時点で2位マンチェスター・シティに勝ち点差5をつけ首位を走るなど好調。19年ぶりの優勝に向け大きな期待が寄せられている。そんなチームにおいて、日本人DFの序列は決して高いとは言えない。右サイドバックのファーストチョイスはベン・ホワイトとなっており、センターバックもウィリアム・サリバとガブリエル・マガリャンイスのコンビが不動の地位を築き上げている。

 しかし、アーセナルにおいて必要ない存在というわけではない。リードを守り抜きたい時間帯などに起用されることが多いことからもミケル・アルテタ監督からの信頼は確かで、選手自身もいい準備をし、ピッチ上で高いパフォーマンスを発揮することでその期待に応え続けている。やや怪我が多いのはウィーポイントと言わざるを得ないものの、総合力という意味でこの男がチームにもたらしているものは決して小さくない。

旗手怜央(はたて・れお)
生年月日:1997年11月21日
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
22/23リーグ戦成績:21試合3得点6アシスト
日本代表通算成績:1試合0得点0アシスト
 
 川崎フロンターレからセルティックに加入して以降、その評価は高まるばかりだ。今季のリーグ戦では21試合を消化した時点で3得点6アシストを記録と、さっそくキャリアハイを更新。自身初のチャンピオンズリーグ(CL)ではチームを決勝トーナメントに導くことこそできなかったが、昨季王者レアル・マドリード戦などでのパフォーマンスは現地メディアから称賛されていた。

 セルティックでは中盤での起用がほとんどだが、昨年12月にはサイドバックとしても非凡な活躍を披露していた。豊富な運動量でピッチを駆け回って正確なパスでゲームメイクし、機を見た攻撃参加や推進力のあるドリブルで攻撃に厚みをもたらすプレースタイルは、今やアンジェ・ポステコグルー監督のサッカーにおいて不可欠となっている。今後もこの調子を維持できれば、ステップアップや日本代表での活躍が見えてくるはずだ。

MF

遠藤航(えんどう・わたる)
生年月日:1993年2月9日
所属クラブ:シュツットガルト(ドイツ)
22/23リーグ戦成績:17試合3得点1アシスト
日本代表通算成績:48試合2得点2アシスト
 
 FIFAワールドカップカタール2022でも活躍した男は、今季も中盤の要として、そしてキャプテンとしてシュツットガルトを牽引。先日行われたブンデスリーガ第17節のホッフェンハイム戦では観る者を驚愕とさせるようなミドルシュートを突き刺しただけでなく、デュエル勝率「82%」という驚異的なスタッツを記録するなど、フル稼働が続く中でも疲労の影響を感じさせることなく、高いパフォーマンスレベルを維持している。

 シュツットガルトでの1シーズンにおけるリーグ戦最多得点記録は昨季の「4」だったが、今季はすでに3得点を奪取。キャリアハイを更新する可能性は高い。また、デュエル勝利数も相変わらず多く、ここまで229回でチームトップにいることはもちろん、全体でみても若いジュード・ベリンガム(288回)やクアディオ・コネ(244回)らに次ぐ5位という好順位につけている。

鎌田大地(かまだ・だいち)
生年月日:1996年8月5日
所属クラブ:フランクフルト(ドイツ)
22/23リーグ戦成績:16試合7得点5アシスト
日本代表通算成績:27試合7得点3アシスト
 
 FIFAワールドカップカタール2022では期待に応えるようなパフォーマンスを発揮できなかったが、所属するフランクフルトでは絶好調だ。今季ブンデスリーガではここまで16試合に出場し、7得点を記録。これはフランクフルト加入後、キャリアハイの成績だ。さらにチャンピオンズリーグ(CL)でも6試合で3得点と十分な結果を残し、ベスト16入りに貢献している。

 オリバー・グラスナー監督の元、昨季まではシャドー起用がほとんどだったが、今季はポジションを下げてボランチでの起用がメインとなっている。状況に応じて的確にパスを捌くプレーはもちろん、タイミングの良い3列目からの攻撃参加も光っており、それがゴールに多く関与できている要因となっている。フランクフルトとの契約は今年6月末までとなっており、すでにビッグクラブ移籍の噂もある。今後の活躍、そして去就から目が離せない。

久保建英(くぼ・たけふさ)
生年月日:2001年6月4日
所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン)
22/23リーグ戦成績:16試合3得点3アシスト
日本代表通算成績:23試合1得点0アシスト
 
 キャリア最高のシーズンを過ごしていると言っても過言ではないだろう。今季レアル・マドリードからレアル・ソシエダに移籍した日本人レフティーは、早くも中心的存在となっている。リーグ戦ですでに3得点3アシストとキャリアハイのペースで結果を残しているだけでなく、以前まで課題とされていた守備面でも大きく貢献しており、イマノル・アルグアシル監督からも非常に高い評価を受けている。

 ポゼッションを基本とするソシエダには圧倒的な個こそないが、ダビド・シルバを筆頭に選手全員の技術レベルや判断力、ポジショニングセンスが抜群に高く、ボールがスムーズに動く。そのため、単独でのドリブル突破などよりもコンビネーションプレーに強みがあるこのレフティーは、非常に快適にプレーし、持ち味を遺憾無く発揮することができている。マジョルカやヘタフェでの経験ももちろん無駄ではないが、やはりソシエダが理想的なクラブと言えそうだ。

FW

堂安律(どうあん・りつ)
生年月日:1998年6月16日
所属クラブ:フライブルク(ドイツ)
22/23リーグ戦成績:18試合2得点4アシスト
日本代表通算成績:34試合5得点4アシスト
 
 移籍1年目で活躍することは決して簡単なことではないが、強靭なメンタリティーを誇るこのレフティーにはあまり関係ないようだ。昨年夏にPSVからフライブルクに加入すると、瞬く間に不動の存在に。18試合で2得点4アシストというブンデスリーガでのここまでの成績は攻撃的選手として満足できるものではないかもしれないが、逞しいフィジカルを生かした攻守におけるハードワークは、組織的な守備を自慢とするフライブルクにおいて重要なものとなっている。

 右サイドからのカットインだけでなく、積極的に縦へも抜け出すなど、ドリブルのキレもインテンシティーの高いドイツの地に身を置いていることで増してきている。データサイト『Sofa Score』によれば、ブンデスリーガでのここまでのドリブル突破成功数は27回。これはフライブルクの中でトップ、そして全体10番目の成績となっているようだ。ここに継続して数字がついてくれば、文句なしだろう。

古橋亨梧(ふるはし・きょうご)
生年月日:1995年1月20日
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
22/23リーグ戦成績:21試合17得点1アシスト
日本代表成績:16試合3得点2アシスト
 
 今では数多くの日本人選手がヨーロッパの舞台で戦っている。その中で、今季最も多くのゴールを奪っているのが、セルティックに所属するこのストライカーだ。スコットランドに渡った昨季もコンスタントに結果を残していたが、在籍2年目の今季はさらに凄まじい活躍をみせている。セルティックはスコットランド国内で力が抜けているとはいえ、素晴らしいことだ。

 すべてが順調ではなかった。一時期は調子を落とし、ベンチスタートが続くこともあった。それでも自らの力で先発の座に返り咲くと、アンジェ・ポステコグルー監督にこれでもかとアピール。とくにFIFAワールドカップカタール2022終了後の活躍は目を見張るものがあり、リーグ戦8試合で7得点を奪っている。現在は計17得点で得点ランキング1位に立っており、日本人選手史上初の欧州リーグ戦得点王獲得への期待感が高まっている。

三笘薫(みとま・かおる)
生年月日:1997年5月20日
所属クラブ:ブライトン(イングランド)
22/23リーグ戦成績:14試合4得点1アシスト
日本代表通算成績:13試合6得点3アシスト
 
 今ヨーロッパの舞台で最も評価を高めている選手と言っていいだろう。ユニオン・サン=ジロワーズへのレンタル移籍を終えブライトンに戻ってきた男は、グレアム・ポッター監督の元ではジョーカー起用がほとんどだったが、ロベルト・デ・ゼルビ新監督の元で左サイドのファーストチョイスに君臨。それまで絶対的存在だったレアンドロ・トロサール(後にアーセナルに移籍)を上回ってみせた。

 持ち味であるドリブルは世界最高峰の舞台とも称されるプレミアリーグでも問題なく通用しており、今や同舞台で最も危険なアタッカーと評価されることもある。また、ドリブルで魅せるだけでなく、目に見える結果も残しているのが凄いところ。先月22日のリーグ第21節のレスター戦ではカットインからスーパーミドルを沈め、さらに同29日のFAカップ、リバプール戦では芸術的なタッチからチームを勝利に導く逆転ゴールを奪ってみせた。このままいけば、次の移籍マーケットで人気銘柄となることは間違いないだろう。

フォーメーション
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▽GK
中村航輔

▽DF
菅原由勢
板倉滉
冨安健洋
旗手怜央

▽MF
遠藤航
鎌田大地
久保建英

▽FW
堂安律
古橋亨梧
三笘薫 


















































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