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マルティネッリとはまた違った良さを見せた

いきなり持ち味を発揮したトロサール photo/Getty Images

先日、ブライトンからアーセナルへの移籍を果たしたベルギー代表FWレアンドロ・トロサール。23日に行われたマンチェスター・ユナイテッド戦で早速デビューを飾り、印象的なプレイを披露した。
 
この試合のトロサールは2-2の状況だった82分から途中出場。いきなり勝ち越し点を奪うための切り札としてピッチに送り出された。
 
FWガブリエウ・マルティネッリに代わって左ウイングのポジションに入ると、その起用に応える仕事を90分にやってのける。MFトーマス・パルティからのパスを左サイドやや内寄りの位置で受けたトロサールは、ゴールに向かってゆっくりボールを運び、相手を引きつける。そして大外にいたDFオレクサンドル・ジンチェンコへパスを送り、彼のクロスからFWエディ・エンケティアの劇的な決勝弾が生まれた。
 
トロサールは後半アディショナルタイムに入ってからも試合終了のホイッスルが鳴るまで、スルスルと相手をかわすテクニカルなボールキープやドリブルで時計の針を進め、チームの勝利に貢献。英『Daily Mail』によると、かつてリヴァプールやトッテナムでプレイしたジェイミー・レドナップ氏は、彼のプレイを見てこのようなコメントを残している。
 
「彼は典型的なアーセナルの選手だ。2200万ポンド(約35億円)、彼らからすれば本当にバーゲンだ」
 
今回はウイングを務めたが、トロサールはセンターフォワードやトップ下といったセンターのポジションもこなせる汎用性の高い選手。そんな彼がアーセナルでも遜色なくプレイできることを証明したということは、前線のローテーションが一気に行いやすくなったことを意味する。
 
それどころか、今回のようなプレイをトロサールが今後も継続して披露していけるのであれば、ローテーション要因の域を脱してレギュラーの座を掴むこともありえるかもしれない。

構成/ザ・ワールド編集部










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