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 日本サッカー協会主催の指導者向けシンポジウム、第13回フットボールカンファレンスが14日、横浜市内で行われた。日本代表の森保一監督ら国内外の指導者が参加し、昨年11~12月に開催されたワールドカップ(W杯)カタール大会を振り返った。

 日本はカタール大会の1次リーグで強豪のドイツ、スペインを破って2大会連続で決勝トーナメントに進出した。ハイインテンシティー(強さ、激しさ)やコンパクトさを掲げた森保監督は「日本が世界と戦えるというところは指導者のみなさんと共有できた」と総括。「大会を通して一番感じたのは本質の部分。日本の選手がより世界で活躍し、技術を生かすためにも、ボールの奪い合いで勝ち、攻撃につなげていくことを一緒に目指していければ」と呼びかけた。

 ライバルチームの指導者らからは称賛の声が相次いだ。ドイツ代表スポーツダイレクターのシャツィオレックス氏は「日本の選手に大きな感銘を受けた。ブンデスリーガや2部でも日本人の素晴らしい選手をいつも見ている。ドイツで多くを学んでいると思うが、代表に持ち帰って、ここまで素晴らしい結果を出すとは思っていなかった」と苦笑いした。

 国際サッカー連盟(FIFA)技術研究グループ(TSG)のメンバーで、元日本代表監督のザッケローニ氏は「日本人は速く、持久力がある。今回、スペインとドイツに勝ったことは偶然ではない。今後も期待が持てる」と評価した。

 名古屋やアーセナル(イングランド)で監督を歴任し、TSGリーダーのベンゲル氏もオンラインで参加。「采配が良かった」と大会で印象に残った監督に森保監督を挙げた。今後の日本代表の飛躍に向けては、ストライカーやGKなどの専門性の高い選手の育成を提言した。【細谷拓海】










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