第101回全校高校サッカー選手権大会2回戦の試合が31日に各地で開催された。この日は16試合が行われている。

　前大会王者の青森山田（青森）は、2年ぶり17回目の出場の広島皆実（広島）と対戦。　青森山田は試合開始から主導権を握ったが、広島皆実の堅守を崩せず前半はスコアレスで終了した。だが、後半開始早々に敵陣ペナルティーエリア左脇でFKを得ると、インスイングのボールに頭で合わせて先制点をゲット。追加点を奪うことはできなかったが、前回王者が1-0で勝利を収めた。

　また、国見（長崎）は試合序盤から尚志（福島）に押し込まれる時間が続いたが、80分間集中した守備でゴールを死守。無失点に抑え、1回戦に続きPK戦を制して17大会ぶりの2回戦突破を決めた。

　その他、日本文理（新潟）対成立学園（東京）は、後半アディショナルタイムに日本文理が決勝点を決めて1-0で勝利。履正社（大阪）は盛岡商（岩手） に6-0、東山（京都） は聖和学園（宮城）4-0、前橋育英（群馬）は四国学院大学香川西（香川）に6-1の大勝を収めた。

31日に開催された2回戦16試合の結果は以下の通り。

青森山田　1-0　広島皆実

山梨学院　2-3　神村学園

佐野日大　1-0　奈良育英

鹿島学園　 2-3　岡山学芸館

高川学園　2-0　富山第一

丸岡　0-2　日体大柏

昌平　3-1　近江

成立学園　0-1　日本文理

近大和歌山 1-3 國學院久我山

明桜0-1 飯塚

浜松開誠館 1-1（PK3-4） 大津

尚志0-0（PK3-4） 国見

日大藤沢 2-1 米子北

盛岡商 0-6 履正社

東山 4-0 聖和学園

前橋育英 6-1 四国学院大学香川西

フットボールチャンネル編集部