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 サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の決勝が18日午後6時(日本時間19日午前0時)から、ドーハ近郊のルサイル競技場で行われる。優勝トロフィーを掲げられるのは、2大会連続3度目の優勝を狙うフランス代表(世界ランキング4位)か、36年ぶり3度目の制覇を目指すアルゼンチン代表(同3位)か。今大会の決勝にまつわる様々な記録を紹介する。(デジタル編集部)

2大会連続決勝進出チームの成績は

 フランスが勝てば、イタリア(1934、38年)、ブラジル(58、62年)に次ぐ史上3度目の連覇達成となる。では、逆にあと一歩で連覇を逃したチームはどのくらいあるのか。答えは2チーム。90年イタリア大会のアルゼンチンと、98年フランス大会のブラジルだ。

 アルゼンチンは、マラドーナの「神の手」や「5人抜き」など伝説となった活躍で86年メキシコ大会を制し、次のイタリア大会も決勝に進んだ。しかし、西ドイツに1-0で敗れた。

 ブラジルは94年米国大会で優勝。日本が初出場した98年フランス大会も、Jリーグでも活躍したドゥンガ、レオナルドらが主力を担ったが、決勝ではジダン擁する地元フランスに0-3と完敗した。

 また、決勝で連敗、つまり2大会連続準優勝にとどまったのも2チーム。78年アルゼンチン大会のオランダと、86年メキシコ大会の西ドイツだ。

黒星スタートで優勝したチーム

 アルゼンチンは思い起こせば、グループリーグ初戦でサウジアラビアに逆転負けした。同じように初戦でつまずきながら、優勝したチームはあるのか?

 答えはイエス。2010年南アフリカ大会のスペインだ。スイスに0-1で屈し、まさかの黒星スタート。しかしグループリーグ残り2試合は勝って1位通過すると、決勝トーナメントはすべて1-0のスコアで初の頂点に立った。現在はJ1神戸でプレーするイニエスタやシャビらが華麗なパスワークを見せて世界を魅了した。

 初戦黒星で決勝まで進んだのは他に、82年スペイン大会の西ドイツ、90年イタリア大会のアルゼンチン、94年米国大会のイタリアの3チームがあるが、いずれも決勝で敗れた。

 アルゼンチンは史上2チーム目の「快挙」を成し遂げられるか。ちなみに、過去に決勝で敗れた3チームは2戦目以降に引き分けがあり、残り全勝で決勝に進んだわけではなかった。今大会のアルゼンチンは、オランダとの準々決勝はPK戦までもつれ込んでいて、記録上は引き分けだ。はたして結果は――。

2人以上の同時得点王
 現在、得点王争いは、フランスとアルゼンチンの両エース、エムバペとメッシが5得点でトップに並び、フランスのジルーとアルゼンチンのアルバレスが4点で追っている。

 過去、2人以上の選手が得点王を分け合ったケースは意外に少なく2度。直近は94年米国大会でサレンコ(ロシア)とストイチコフ(ブルガリア)がともに6点だった。

 もう1度は、62年チリ大会。4得点と史上最少だったこともあり、なんと6人が最多で並んだ。今大会の得点王争いの結末も注目される。

南米-欧州の決勝戦、南米が有利だが…
 過去10度、この南米対ヨーロッパのチームによる決勝対決があった。第22回大会の今回が11度目なので、ちょうど半分だ。これまでは南米が7勝3敗と圧倒している。このうち、アルゼンチンは2勝2敗、フランスは98年の自国開催でブラジルを破っていて1勝している。 










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