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【ドーハ=川峯千尋】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本は12月1日(日本時間2日)のスペイン戦に勝てば1次リーグ突破が決まり、負ければ敗退となる。引き分けでも1次リーグ突破の可能性は残るが、選手たちは勝利での自力突破しか見ていない。「予選を突破できるかは日本サッカー界の未来を左右する。いい結果をつかみたい」。主将の吉田(シャルケ)は強い覚悟で大一番に臨む。

2010年南アフリカ大会王者のスペインは細かくつなぐ世界一のパス回しを誇る。日本が押しこまれたドイツ相手にも、ボール保持率は51%対33%と上回った。個々の力、組織力は世界トップクラス。攻守の要となる守田(スポルティング)は「まずは先制されないこと。それが全て」とみる。我慢強く守り抜き、好機をうかがう。

低い位置で守るだけでは、猛攻にさらされる。全員が連動して前線からボールを奪い、攻撃に転じたら「思い切ったプレーが大事」と板倉(ボルシアMG)。少ない手数でゴールに迫れるか。森保監督が4年間で築いた「いい守備から、いい攻撃」の集大成が求められる。

ドイツ戦の後半から取り入れ、逆転勝利につなげた3バックを開始時から取り入れる可能性もある。守田は「システムを含めて話しあっている」と示唆。相馬(名古屋)は「今までで一番くらいの議論が出ている」と明かしており、優勝候補から死に物狂いで勝ち点3を奪いに行くつもりだ。

2戦目でコスタリカに不覚を取ったが、堂安(フライブルク)は「ドイツに勝った自信は失っていない。この状況でこそ、自分たちを信じることが必要」と言い切る。まだ見ぬ8強入りへ、ここで終わるわけにはいかない。










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