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13日の練習から合流、冨安とともに別メニューで調整

日本代表MF田中碧【写真:Getty Images】

 現地時間11月13日の練習から森保ジャパンに合流したMF田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ2部)は、最初のランニングからDF冨安健洋(アーセナル/イングランド1部)とともに別メニューで調整を行った。負傷箇所が右膝ということで状態が心配されたが、20日開幕のカタール・ワールドカップ(W杯)には十分間に合うようだ。


「全然、普通ですよ。怪我ももう問題ありません。ずっとチームでも走っていたので。連戦で(試合のメンバーに)入るタイミングがなかったのと、クラブと話をして無理をしなかった。でも、身体的には問題ない。チームでも練習をしていました。痛めている状態でやって、怪我を大きくする可能性もあったので、そこをチームとも話し合いながらやっていました。ここからまた準備していければいいな思います」と、すでにボールも蹴っている状態にあることを明かした。

 負傷した時からも、さほど深刻な怪我ではないと感じていたという。「やった瞬間から、別にいけるだろうなというのは、全然あったので。そこは自分よりも、周りがすごく心配していた部分もあった。それはチームの方もそう。ただ自分のなかでは、検査をする前の段階から感覚として『できるだろうな』というのがあったので、自分のなかで『間に合うかな』という焦りもなかった」と、復帰に向けて落ち着いて取り組めたという。

 その一方で、負傷して試合に出場できなかったことで、試合勘不足が懸念される。その点について田中は「試合数が多ければ多いほど良いと思いますが、過ぎ去ったことをどうこう言っても仕方がない」と言い、「どちらかといえば、サッカーをしていなかった分、サッカーができる喜びもある。久々にサッカーをする時に、より見えるモノが増えたり、よりリラックスしてできるので、そういう意味では純粋にサッカーを楽しめると思う」と、試合が待ち遠しい様子を窺わせた。

 森保ジャパンは4-3-3、4-2-3-1を基本布陣としてきた。セントラルハーフとして計算できる選手が決して多くないチームのなかで、田中の状態次第では4-3-3の採用が難しくなる可能性がある。「どこで出ようと、どのタイミングで出ようと、出た時にやるか、やらないかなので。別にW杯だからというより、それは変わらない。ピッチでしか自分を表現できないので、出た時にやるべきことをやれれば自分の価値も上がる。まずはチームが勝つことが何よりも優先。それを遂行するために、与えられた任務をやりたい」と、チームが最優先であることを強調した。

河合 拓 / Taku Kawai










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