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「決めるのが簡単でないこともある」

セルティックで躍動するもW杯メンバーから落選となった旗手(左)と古橋。(C)Getty Images

 実力は、誰よりも知っているはずだ。だがまた、彼は選考の難しさもよく知っている。

 セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が、カタール・ワールドカップに臨む日本代表に選ばれなかった古橋亨梧と旗手怜央について改めて見解を述べた。


 日本代表の森保一監督は、負傷で大会出場が絶望的になった中山雄太に代わり、町野修斗を追加招集した。左SBもこなす多才な旗手ではなく、前線の選手が代役となったこと、そしてそれにもかかわらず選ばれたのが古橋でなかったことを、スコットランドメディアは驚きをもって伝えている。
 
 だが、『Daily Record』によると、オーストラリア代表を率いてワールドカップを戦った経験を持つポステコグルー監督は「2人とも選ばれるだけの資格があると思う。だが、私は代表監督の経験もあるが、決めるのが簡単でないこともあるんだ」と話した。

「チーム全体のバランスを考慮しなければいけない。そしてその責任を負うのが監督だ。彼はそれらの決断の責任を負うことになる。私は双方の選手の仕事を見ている。もしも選ばれていたら、インパクトを残せたはずだと確信しているよ」

 落選した古橋と旗手のセルティックでのさらなる活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部










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