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弱点は明確に見えてきた

セルティックはCLで大きな力の差を痛感することになる photo/Getty images

古橋亨梧をはじめとする計4人の日本人選手が所属するセルティックは今季CLに挑戦している。昨年度の王者レアル・マドリード、ライプツィヒ、シャフタール・ドネツクと同組のグループFに入り、6試合未勝利でグループステージを終えることになった。

今季のセルティックは非常に好調なチームであり、リーグ戦では12試合を終えて11勝と圧倒的な成績を残している。とくに得点数はずば抜けており、12試合で42ゴール奪っている。しかしCLとなると対戦する相手のレベルも上がり、6試合でわずか4ゴールのみ。所属する日本人選手は誰一人としてゴールを挙げられていない。

だがセルティックがCLを通して示し続けた攻撃的な姿勢は称賛に値するものだ。5-1と大敗を喫したレアル戦では14本のシュートを放ち、オンターゲットは実に8本を記録している。

今季レアル相手に8本の枠内シュートを浴びせたチームはセルティックのみだ。最多の数字であり、バルセロナやアトレティコ・マドリードのようなスペインでリーグ優勝を争うクラブでさえ、4本や5本止まりだ。最後にこのセルティックの数字を更新したのは、レアルが3-1で勝利した昨季のCLラウンド4の2ndレグで、その時はマンチェスター・シティがレアル相手に10本の枠内シュートを放っている。

ゴールにつながらなければ意味はないが、アンジェ・ポステコグルー監督は魅力的なチームを作り上げている。自陣にブロックを敷いてレアルの攻撃を防ぐことに意識を向けるのも悪くないが、より攻撃的な姿勢を見せ昨年度の王者に立ち向かった。

その中で得たのは決定力不足という弱みだ。スコットランドリーグでは圧倒的な攻撃力を誇るチームだが、よりレベルが上がるとほとんど得点は挙げられていない。

6試合で記録した枠内シュートは30本。ゴールにつながったのは4本のみだ。その中の1ゴールは相手のオウンゴールであり、ポステコグルー監督はこの問題にどう向き合うのだろうか。

構成/ザ・ワールド編集部










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