スクリーンショット 2022-10-31 21.33.51

スポンサード リンク




 サッカーW杯カタール大会(11月20日開幕)に臨む日本代表メンバー26人が1日、発表される。森保一監督(54)が東京都内で午後2時から記者会見を開き、最終登録リストを自ら読み上げる。森保監督は「サプライズはない」と主力陣の順当な選出を予告する一方で、続出する故障者を念頭に「パフォーマンスと結果を出している選手は最後の最後まで考えたい」とギリギリまで熟考する考え。国民が注目するW杯メンバーの当落を予想した。

 「良い守備から、良い攻撃へ」というコンセプトの下、森保監督は選手個々の力量とともにチームとしての連係や継続性、規律を重視。今年の活動を見る限り、26人のうち、約70%に当たる18人は“当選確実”だろう。

 GK3人は鉄板で、吉田、長友、酒井、冨安、中山の最終ラインを加えた守備陣の計8人は不動。遠藤、伊東、守田の中心軸に加え、欧州チャンピオンズリーグ(CL)を含む今季公式戦19試合で11得点と好調の鎌田、「ジョーカー」として期待が懸かる三笘、得点力のある南野は攻撃の核となるべき存在で、屋台骨を担う面々の名は真っ先にリストへ書き記されているはずだ。

 今季好調の久保と堂安、最終予選で序列を一気に上げた田中、爆発的な走力で攻守の貢献度の高い前田は外せない。ピッチ内外で成熟度を増した原口の存在も欠かせないだろう。膝に故障を負った浅野と板倉は本大会に間に合う見通しで、復調途上の大迫勇もメンバー入りは濃厚とみていい。

 ここから先の選考のカギは、登録メンバーと交代枠が増えた今大会の規定変更をどう生かすか。戦い方や戦略、ゲームプランの細部に直結するポイントになる。

 経験と安定感が売りの柴崎か、伸び盛りで万能タイプの旗手か。もしくは、7月の東アジアE―1選手権でMVPと得点王のダブル受賞を飾った相馬は、海外勢を相手にしても突破力を発揮できる強みを持っている。直近の欧州リーグ・オモニア戦で左肩を脱臼した久保、キール戦で右膝を負傷した田中、欧州CL・トットナム戦で左太ももを痛めた守田の状態も選考を左右するポイントで、誰を選ぶべきかではなく、どう戦っていくかで人選は異なってくる。

 最激戦区の最前線は残り1枠を3人で争う。ストライカータイプの上田か。スピードと決定力が売りの古橋か。直近の鳥栖戦で2得点を挙げ、今季12ゴールと絶好調の町野が滑り込めば、最大のサプライズとなる。

 ◆W杯メンバー選考のサプライズ 初出場だった1998年フランス大会は実力者の三浦知良(現鈴鹿)、北沢豪が本大会直前に最終選考から漏れた。2002年日韓大会は中村俊輔(現横浜FC)が外れ、中山雅史と秋田豊が逆転でメンバー入り。06年ドイツ大会は巻誠一郎、10年南アフリカ大会では川口能活、14年ブラジル大会は大久保嘉人が最後に滑り込んだ。

中日スポーツ










スポンサード リンク

ブログランキング にほんブログ村 サッカーブログへ