スクリーンショット 2022-10-22 6.30.28

スポンサード リンク




 サッカー元日本代表FW工藤壮人(くどう・まさと)さんが21日午後2時50分、死去した。今季から所属していたJ3宮崎がクラブの公式サイトで発表した。32歳だった。


 クラブは「このたび、弊クラブ所属の工藤壮人選手が、10月21日(金)14時50分に逝去いたしました。ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに、謹んでお知らせ申し上げます」と発表。「葬儀等の対応につきましては、ご親族や関係各所と協議の上、改めてご報告いたします」とした。

 工藤さんは今月2日、練習時間外に体調不良を訴え、3日に医療機関を受診して検査を受けた結果、水頭症と診断された。入院し、11日に手術を受けて療養していたが容態が悪化。17日から集中治療室(ICU)で治療に専念していることをクラブが18日に発表していた。

 宮崎の二村恵太社長(45)は「私たちの大切な仲間である工藤壮人が息を引き取りました。工藤選手を応援するサポーターや関係各所の皆様から、多くの励ましのメッセージをいただいたこと、クラブを代表し、御礼申し上げます。工藤選手はJ1で活躍し、日本代表にも選ばれるなど、非常に実績がある選手です。それにも関わらず、驕りなどは一切なく、自分のことだけでなくチームメート、クラブ、そしてサポーターのことを大切にする素晴らしい姿勢の持ち主でした。クラブスローガン『真摯』をまさに体現してくれる存在でした。そのような選手のあまりにも早い逝去は、無念で残念でなりません」としのんだ。

 さらに「選手、スタッフ、クラブ一同はまだ気持ちの整理ができない状況もございますが、工藤選手が宮崎に、クラブに残してくれたものを大切に引き継ぎ、精進して参りたいと思います。そして、工藤選手が信頼してくれたクラブをより良いクラブにすることで、少しでも恩返しして参りたいと思っております。工藤選手、テゲバジャーロ宮崎に来てくれて、力になってくれて、本当にありがとうございました」とした。

 工藤さんは東京都出身。J1柏の育成部門(アカデミー)を経て2009年にトップチームに昇格。13年に日本代表に初選出された。以降J1広島、カナダや豪州のクラブチームで活躍。今年1月から宮崎に所属していた。










スポンサード リンク

ブログランキング にほんブログ村 サッカーブログへ