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昨季ウイングバックを経験している点もプラスに作用か

ブライトンでプレーする三笘薫【写真:Getty Images】

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間10月8日のプレミアリーグ第10節トッテナム戦(0-1)に途中出場し、得意のドリブルで積極的に仕掛けてゴールに迫った。英メディア「The Athletic」では、「デ・ゼルビ(監督)はどうやって三笘をスタメンに入れることができるか?」と先発昇格のタイミングを検証している。


 トッテナム戦でベンチスタートだった三笘は、後半22分にDFペルビス・エストゥピニャンとの交代で出場。直後に左サイドからDF3人をぶち抜く果敢なドリブルを見せるなどトッテナムの守備陣に脅威を与えた。ドリブルだけでなくFWレアンドロ・トロサールへ巧みなヒールパスを通すなど、技術の高さを存分に発揮した。

 今季ブライトンに復帰した三笘はここまで、プレミアリーグで先発出場はなく、6試合すべてが途中出場。プレータイムは計102分にとどまっている。ポジションを争うベルギー代表FWトロサールが好調なこともあって、スーパーサブを任されている状況だ。

「The Athletic」は、「三笘か完全なプレミアデビューを果たすのは時間の問題だ。難しいのは、そのタイミングがいつになるか。そして三笘をスターティング11にどうようにフィットさせるか」と言及している。

「トッテナム戦、三笘が対戦相手に混乱を与えられると象徴する瞬間があった。トッテナム陣内でボールを運ぶと、相手2人の間をすり抜け、クリスティアン・ロメロが三笘をボールから引き離そうとしたが無駄だった。デ・ゼルビ(監督)は、明らかに三笘を気に入っている。監督が代わり、2試合で計48分間ピッチに立っている。これは前任者のグラハム・ポッターの元で4試合に出場したプレータイムに7分だけ足りないだけだ。三笘は左ウインガーとして最も危険な選手だが、昨季にベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズにレンタルされた時に左ウイングバックの役割も学んだ。これは、デ・ゼルビが自由に使えるオプションの豊富さと、三笘がもたらす選択の頭痛の種を強調している」

 三笘がチームにもたらすものが多いゆえの悩みだが、指揮官は三笘をスタメンに引き上げる決断をするのだろうか。

FOOTBALL ZONE編集部










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