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 10月8日、スコットランドのプレミアシップ第10節が行なわれ、セルティックはセント・ジョンストンを2-1で下して、首位を維持した。


 日本人選手では旗手怜央だけがスタメン入りを果たした一戦、アウェーのセルティックは序盤から攻勢に立って多くのチャンスを迎え、42分に右サイドで旗手のタイミングの良い横パスを受けたセアド・ハクサバノビッチが抜け出してクロスを入れると、ニアで相手DFが自陣ゴールに押し込むというオウンゴールで先制点を奪う。

 その後も主導権を握って相手ゴールに迫りながら、一方で幾つか失点のピンチも迎えたアウェーチームは、後半アディショナルタイムに追いつかれてしまったが、その直後、左サイドからのクロスをゲオルギオス・ギアクマキスがダイレクトで合わせ、劇的な形で勝点3を手にした。

 旗手は68分でベンチに退くまで、中盤で繋ぎの中心として君臨し、効果的なプレーを披露。3日前のチャンピオンズ・リーグのRBライプツィヒ戦でも多くの現地メディアから高評価を得たMFに対し、スコットランドの日刊紙『THE SCOTSMAN』は10点満点の採点でチーム最高タイとなる「8」を与え、以下のように評している。

「カラム・マグレガーが不在の試合で、旗手はステップアップを果たした。日本のMFのマエストロ(達人)だ。彼は成長を続けており、この先、ピッチ上のリーダーとなり、セルティックにおける“基準点”となれるだけの能力を有している」

 スポーツチャンネル『Sky Sports』の採点では他の多くのチームメイト同様に「6」の及第点に止まり、英国公共放送『BBC』の視聴者投票による採点ではチーム4番目の「6.27」を与えられた旗手だが、日刊紙『SCOTTISH DAILY EXPRESS』は最高タイの「7」で、寸評では「前半は幾つかのワンダフルなパスと連係を披露し、またボールを奪い返す素晴らしい意欲を示した」とポジティブな内容に終始した。

「天性のテクニシャン」「中盤で際立っていた」と称賛の声が続々
 グラスゴーの地元メディア『Glasgow Live』も「中盤でマシュー・オライリーと並んでプレーし、素晴らしいサッカーIQを発揮。(先制の場面では)ハクサバノビッチのために、セント・ジョンストンの守備のロックを解除してみせた。また、キャプテンのマグレガーが欠場している中で、中盤を牽引した」と称賛し、こちらも最高タイの「8」を与えている。

 クラブ専門サイトでは、『THE CELTIC WAY』が採点「7」で、寸評では「見事に、コンスタントに中盤で繋ぎ役を果たし、中盤でクオリティーの高いボール捌きを披露、そして創造性と賢さによって先制点やチャンスを生み出した。彼は天性のテクニシャンであり、ボールを持った際にも余裕が見られ、先制点に結びついたハクサバノビッチへのパスはワンダフルなものだった」と、こちらも賛辞に満ちたものとなった。

 そして『CELTS ARE HERE』も、「セルティックの中盤では際立っていた。24歳は多くのパスを味方に提供し、素晴らしい創意工夫を披露。先制点となる相手のオウンゴールの場面では、ハクサバノビッチへのパスで見事な起点となった」として、DFアレクサンドロ・ベルナベイと並び、こちらも最高採点「8」としている。

構成●THE DIGEST編集部










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