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 セリエA第9節が9日に行われ、ナポリが敵地でクレモネーゼと対戦した。

 ここまでセリエAで首位を走っているナポリ。9月3日に行われた第5節ラツィオ戦以降は公式戦全勝を飾っており、チャンピオンズリーグ(CL)でもリヴァプールを撃破するなど良いスタートを切っている。ここまでセリエAでは6勝2分で無敗をキープ。前節終了時点で勝ち点で並んでいた2位アタランタが直前の試合でウディネーゼと引き分けたため、勝ち点差を引き離す大きなチャンスが訪れた。

 セリエAでここまで未勝利となっているクレモネーゼとの一戦に向けて、ナポリを率いるルチアーノ・スパレッティ監督は直近のCL・アヤックス戦からスターティングメンバー3名を変更。マリオ・ルイ、タンギ・エンドンベレ、マッテオ・ポリターノが先発に名を連ねた。

 試合は序盤からナポリが相手ゴールに襲い掛かる。2分、自陣でボールを受けたアミル・ラフマニが自ら持ち運ぶと、そのまま相手ペナルティエリアに侵入。最後は右足でフィニッシュまで持ち込むと、シュートはポストを叩いた。

 ナポリのペースで試合が進む中、24分にはラフマニからの縦パスをフヴィチャ・クヴァラツヘリアが斜めのランニングで引き出す。ファーストタッチで対峙するDFをかわすと、遅れて対応した相手に倒され、PKを獲得した。このPKをポリターノが冷静に沈め、ナポリが先手を取っている。

 ナポリの1点リードで折り返した後半、クレモネーゼも反撃へ。47分、ゴールキックからのボールを前線で拾うと、サンティアゴ・アスカシバルのシュートがこぼれたところにシリエル・デザースが反応。GKよりも先にボールに触ってネットを揺らし、クレモネーゼが試合を振り出しに戻した。

 その後は勝ち越しを狙うナポリが攻撃を続ける展開に。ボールを握りながら相手ゴールに迫るものの、なかなか追加点を挙げることができない。それでも76分、左コーナーキックの流れから左サイドのマリオ・ルイにボールが渡ると、左足でファーサイドへのクロスボールを供給。待っていたジョバンニ・シメオネが打点の高いヘディングシュートを叩き込み、ナポリが遂に勝ち越しに成功した。

 後半アディショナルタイムにはナポリがカウンターを発動。最終ライン背後に抜け出したクヴァラツヘリアの折り返しをイルビング・ロサノが押し込んでリードを広げる。止まらないナポリは直後にもマティアス・オリベラがヘディングシュートを沈め、試合を決定的なものとした。

 試合はこのままタイムアップ。ナポリはCLも含めた公式戦で8連勝を記録し、今シーズンの無敗をキープ。2位アタランタとの勝ち点差を「2」に広げ、セリエAの首位をキープしている。一方、クレモネーゼは2戦ぶりの黒星となった。

 次節、ナポリはミッドウィークのCL・アヤックス戦を挟んで、16日にボローニャをホームに迎える。一方、クレモネーゼは同じく16日に敵地でスペツィアと対戦する。

【スコア】
クレモネーゼ 1-4 ナポリ

【得点者】
0-1 26分 マッテオ・ポリターノ(PK/ナポリ)
1-1 47分 シリエル・デザース(クレモネーゼ)
1-2 76分 ジョバンニ・シメオネ(ナポリ)
1-3 90+3分 イルビング・ロサノ(ナポリ)
1-4 90+6分 マティアス・オリベラ(ナポリ)

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