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チャンピオンズリーグ(CL)のグループF第3節、レアル・マドリーvsシャフタール・ドネツクが5日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが2-1で勝利した。

ここまでグループリーグ2連勝で首位に立つ王者マドリー。しかし、ラ・リーガでは直近のオサスナ戦を1-1のドローで終え、開幕からの公式戦連勝が「9」でストップ。さらに、リーグ首位から陥落した。仕切り直しとなる中2日での一戦では、ここまでのグループリーグ1勝1分けの2位に位置するウクライナ王者と3シーズン連続で相まみえた。

アンチェロッティ監督はオサスナ戦から先発2人を変更。負傷のセバージョスに代えてバルベルデ、リュディガーに代えてミリトンを起用。3トップは右からロドリゴ、ベンゼマ、ヴィニシウスが並んだ。

直近2シーズンは好勝負を演じたこのカードだが、今回の対戦では思わぬワンサイドゲームとなる。立ち上がりからボールを握って相手を押し込むマドリーは、ボックス付近で細かいコンビネーションを使いながらバルベルデらがキックオフ直後から多くのシュートを浴びせかける。

そして、13分にはペナルティアーク付近でチュアメニから縦パスを受けたロドリゴが一度DFに引っかけられるが、その撥ね返りをすかさず奪い返して右足のミドルシュートを放つと、GKトルビンの手を弾いたボールがゴール右隅に決まった。

ロドリゴの今季CL初ゴールで先手を奪ったマドリーは、ここから畳みかける攻めでハーフコートゲームを展開。トリデンテを起点とした質の高い崩しに加え、ボールを失っても即時奪回で相手に攻撃機会を与えず。28分には中盤でのボール奪取からベンゼマ、バルベルデ、ロドリゴと流れるようなパス交換で中央を完璧に崩すと、最後はボックス右でロドリゴのラストパスに抜け出したヴィニシウスがゴール左隅へシュートを流し込み、2点目を奪った。

思い通りの試合運びを見せるホームチームは、以降もまるで攻撃練習のように後ろ重心の相手守備に対して、多彩な崩しを披露。絶好調のバルベルデの強烈なミドルシュートやベンゼマのボレーシュートで3点目に迫るが、最後のところで決め切れない。

一方、防戦一方で決定機はおろか自陣からなかなか出られない苦境が続くシャフタールだったが、今季ここまでの戦いで際立つ勝負強さをこの試合でも発揮する。39分、左サイド深くに侵攻したミハイリチェンコが正確なクロスを上げると、ゴール前でフリーのズブコフが見事な左足のジャンピングボレーシュートをゴール左下隅へ流し込んだ。

前半終盤の集中力の欠如によって今季グループリーグ初失点を喫し、相手に勢いを与える形で試合を折り返したマドリー。後半立ち上がりにも背後を完全に突かれてムドリクにボックス内への侵入を許すが、ここはDFの粘りとGKルニンのセーブで事なきを得る。

このピンチをキッカケに気を引き締め直したアンチェロッティのチームは、ここから前半同様に押し込む展開を作り出す。64分にはベンゼマとのパス交換でボックス左に抜け出したロドリゴがニア下を狙ったシュートを放つが、ここはGKトルビンのビッグセーブに阻まれる。

後半半ばから終盤にかけてもホームチームが再三のシュートを決め切れず、1点差の状況が続く。マドリーは75分を過ぎてチュアメニとロドリゴを下げてカマヴィンガ、アセンシオをピッチに送り出していく。

試合終盤にかけてはリスクを冒して攻めに出るシャフタールがボックス付近で良いチャンスを得るが、こちらも最後の精度を欠いてマドリーを脅かすまでには至らず。その後、試合終了間際にはベンゼマ、アセンシオに試合を決める3点目のチャンスが訪れるが、GKの好守と右ポストに阻まれた。

そして、シュート30本以上を放ちながらも2点にとどまり、やや消化不良となったマドリーだが、きっちり3連勝を達成してグループリーグ突破に王手をかけた。

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