スクリーンショット 2022-10-04 6.26.37

スポンサード リンク




 1930年より始まったFIFAワールドカップ。今年11月には、カタールで第22回大会が開催される予定だ。そんな同大会の長い歴史の中では、名勝負、名ゴールなどに加え、世間をざわつかせるような事件も数多く起こってきた。今回は、2002年に行われた日韓大会で起きた事件を紹介する。

デンマーク代表対フランス代表
開催日:2002年6月11日
試合結果:デンマーク 2-0 フランス
得点者:デニス・ロンメダール、ヨン・ダール・トマソン

 前回王者として日韓ワールドカップに臨んだフランス代表は、この大会で衝撃を与えたチームの1つだった。ただそれは、決してポジティブなものではない。

 主力だったロベール・ピレスを大怪我により欠いたこと。そして大会直前の親善試合、韓国代表戦でジネディーヌ・ジダンが負傷してしまった影響が大きく、フランス代表は初戦でセネガル代表に大金星を許してしまう。続くウルグアイ代表はティエリ・アンリの退場なども響きスコアレスドロー。厳しい条件ながら突破の可能性を残していたグループ最終節デンマーク代表戦ではジダンを強行出場させたものの、精彩を欠き0-2で敗れた。

 グループリーグ3試合で1分2敗、得点0。前回優勝チームが1勝及び1得点もあげられなかったのはワールドカップ史上初めてのこと。また、優勝経験国が無得点に終わったのも、当時のレ・ブルーが初の事例だった。まさに、日韓W杯における一大事件と言っていいだろう。

フットボールチャンネル










スポンサード リンク

ブログランキング にほんブログ村 サッカーブログへ