レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、同クラブへの忠誠を誓っている。

昨季レアル・マドリー指揮官に復帰し、ラ・リーガ＆チャンピオンズリーグの二冠を達成したアンチェロッティ監督。イタリア人指揮官はこれまでもマドリー愛を公言してきたが、イタリア『Rai Sport』とのインタビューで、再びその思いを語っている。

「将来はどうするかって？　今季と来季はレアル・マドリーだ。そしてその次もマドリーで、その後もう一度マドリーだね。それからのことは、まあいずれ分かるんじゃないかな」

アンチェロッティ監督はまた、シーズン半ばに行われるカタール・ワールドカップの影響についても語っている。

「そんな大きな大会の後、何が起こるのかは誰にも分からない。1月は可能な限り最高のチーム管理をしなくてはならない。決勝まで到達した選手が、そのままクラブでも起用可能とは思えないよ」

その一方で、選手たちの指導方法については、手短に伝えることこそが鍵との考えを述べた。

「今、試合に臨むための準備期間が3日間しかない。だからピッチ上より映像での仕事が多くなるんだよ。選手たちの集中は10分間しか続かず、映像が20分があれば、その半分は忘れ去られるわけだよ（笑）」