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現地時間26日、UEFAネーションズリーグは第6節が行われ、W杯で日本と同組のドイツは敵地ウェンブリー・スタジアムでイングランドと対戦した。

前節、ハンガリーに敗れてファイナル4進出の可能性が潰えたドイツと、イタリアに敗れてリーグ降格が決まったイングランド。W杯本番が近づく中で、少しでも不安材料を解消しておきたい両者の一戦は、立ち上がりからそれぞれの特長がハッキリと出る展開となった。

ボールを保持して攻めどころを窺うドイツに対し、引き気味の守備からカウンターを狙うイングランド。ドイツはハンガリー戦同様に相手の守備ブロックの外でパスが回るものの、なかなかゴール前を崩しきれず、シンプルなクロスはことごとく跳ね返されチャンスに繋がらない。

ドイツがなかなかシュートで終われない展開が続くと、イングランドが徐々にカウンターの機会を増やしていく。25分、ライスのパスに抜け出したスターリングが切り返しでDFをやり過ごすが、放ったシュートはGKテア・シュテーゲンが素晴らしい反応ではじき出した。

カウンターがハマり始めていたイングランドだが、37分にアクシデントが発生。ストーンズが足を痛めてウォーカーとの交代を余儀なくされた。

互いに無得点で迎えた後半、ドイツはハーフタイムにホフマンを下げてヴェルナーを投入。すると迎えた50分、マグワイアからボールを奪ったムシアラが、そのままエリア内で仕掛けてマグワイアの股を抜いたところで倒される。笛は鳴らなかったが、プレーが切れた後でVARのチェックが入り、オン・フィールド・レビューの結果、ドイツにPKが与えらえた。このPKをギュンドアンが冷静にゴール右へと流し込み、ドイツが先制に成功する。

追いつきたいイングランドは66分、スターリングとフォーデンを下げてマウントとサカを投入。しかしその直後、中盤でムシアラがボールを奪いドイツがカウンター。ハヴァーツのパスを前線で受けたヴェルナーが味方の攻め上がりを待ってからサイドを変えると、ペナルティーエリア手前右で受けたハヴァーツが左足を振り抜く。コントロールされたシュートがゴール左上へと吸い込まれ、ドイツが追加点を挙げた。

2-0とリードを広げたドイツは68分、ザネとラウムを下げてニャブリとゴセンスを投入。すると今度はイングランドにチャンス。右サイドからリース・ジェイムズが入れたクロスがファーサイドに流れ、フリーのショーがGKテア・シュテーゲンの股を抜く。ズーレがギリギリのところでクリアしたかに思われたが、ボールはラインを割っておりイングランドが1点を返した。

さらに75分、サカのパスをペナルティーエリア手前で受けたマウントが軸足を滑らせながらもゴール右へと決め、あっという間にイングランドが同点に追いつく。

流れを変えたいドイツは足をつったムシアラに代えてミュラーを投入するが、イングランドの勢いは止まらず。81分にはゴール前でシュロッターベックがベリンガムの足を踏んでしまい、イングランドにPKが与えられる。このPKをケインが沈め、イングランドが逆転に成功する。

失意のドイツだが、87分にニャブリのシュートをGKポープがまさかのファンブル。このこぼれ球をハヴァーツが押し込み、ドイツが同点に追いつく。

アディショナルタイムの6分を含め、残り時間はイングランドが猛攻を仕掛けるが、ベラ=コチャンプを投入して守備を整えたドイツがこれをしのぎ切り、3-3のドローに終わった。

■試合結果
イングランド 3-3 ドイツ

■得点者
イングランド:ショー(71分)、マウント(75分)、ケイン(83分PK)
ドイツ:ギュンドアン(52分PK)、ハヴァーツ(67分、87分)










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