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 3月に右アキレス腱の断裂を負ったG大阪FW宇佐美貴史が21日、大阪府吹田市内で行われた公開練習後に取材に応じ、10月1日の柏戦(パナスタ)での復帰に目指していることを明かした。約半年にわたるリハビリを経て、今月13日に全体練習に合流したばかり。復帰への経過は順調で「ここから自分がチームに何を残せるか。(復帰への)手ごたえもありながら、ただ少しの不安もあり。もう試合のイメージしかないですね。柏戦を目指してずっとやってきましたし、そこに照準を合わせて準備していきたい」と明言した。

 チームは現在、J2降格圏の17位に低迷。18日には残留を争う神戸との直接対決に敗れ、残り4試合で崖っぷちに追い込まれた。神戸戦後、宇佐美は神戸に在籍する旧知の選手に連絡を取り、今のG大阪に対して客観的な意見を集めた。「試合に関しては、神戸の選手たちの頑張りが上回ったから勝てた」という言葉を聞き、この日チームに呼び掛けた。「みんな頑張っているし、努力もしているけど、やっぱりあと一歩が足りていないシーンもある。一致団結してもう一回全員で、とはいうけど、今まで通りの頑張りでは、同じ結果しか得られない。今までよりもうちょっと頑張る。シンプルですけど、自分たちが思うよりもうちょっと頑張らないと勝てない」と、思いを伝えた。

 宇佐美自身にとっては、大ケガからの復帰で、プレッシャーのかかる舞台に立つことにはリスクもある。それでも「絶対(J2に)落としたくはないし、応援してくれている人たちには期待も持ってもらえていると思うので、それにはどういう状況でも応えないといけない。期待に応えられない状況なら、試合に絡んではいけない。まだ少し時間はあるので、(状態を)上げていきたいし、何とかチームの力になって、J1に残したい」。育ったクラブのJ1残留に向け、自らのすべてをかける覚悟を示していた。

報知新聞社










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