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チェルシーのアメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチが、解任されたトーマス・トゥヘル監督を批判した。『ESPN』が伝えた。


プリシッチはドルトムントの下部組織で育つと、2016年1月にファーストチームに昇格。屈指のウインガーとして若くして注目を集める。

2019年1月にはチェルシーに完全移籍。そのシーズンはレンタルという形でドルトムントに残ると、2019-20シーズンからチェルシーでプレーしている。

しかし、チェルシーではここまで公式戦123試合で25ゴール19アシスト。まずまずの結果を残している一方で、期待値ほどの活躍をしていないことも事実だ。

そんな中、フランク・ランパード監督の解任を受けて、2021年1月にトゥヘル監督が就任。ドルトムント時代にも師事した監督で、飛躍するかと思いきや、多くの出場っ機会を得られず、難しい立場となっていた。

プリシッチは間もなく刊行予定の『Christian Pulisic: My Journey So Far』という著書で、トゥヘル監督との関係について告白。2020-21シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのレアル・マドリー戦でベンチスタートとなったことに失望したとし、自身の起用法に関してトゥヘル監督を批判した。

「試合の前に起こったことは、僕にとってとても残念なことだった」

「1stレグで本当に良いパフォーマンスを見せたし、次の試合はリーグ戦のフルアム戦だった。トゥヘル監督は2ndレグのために休ませると言っていたので、フルアム戦では1分もプレーできなかった」

「その後、準決勝2ndレグの試合日に、トゥヘルから『気が変わったからカイ(・ハヴァーツ)で行く』と言われた。正直、唖然としたし、とても失望した」

「先発を勝ち取ったと思っていたし、何よりも、以前から先発であると僕に約束していたからだ」

決勝進出をかけた大一番でこのような出来事があったプリシッチ。今夏の移籍市場でチェルシーからの退団を希望したが認められず。残留するとトゥヘル監督の下で全7試合に起用されるも先発出場はわずかに1回に終わっていた。

そしてその2ndレグでは途中出場を果たスト、85分にメイソン・マウントのゴールをアシスト。しかし、これは監督の指示を無視した結果だったと明かした。

「僕が走り出すと、トーマス・トゥヘル監督がサイドラインから『クリスチャン、ポケットにいろ!走るな!』と叫んでいるのが聞こえた」

「でも、スペースを見つけ、パスを受けられるような気がしたから、そのまま走り続けた」

結果的にこの判断が功を奏してマウントのゴールをアシスト。プリシッチは「今までで一番お気に入りのアシストだった」と振り返った。

かつて師事した監督との隠された関係を明かしたプリシッチ。そのトゥヘル監督はもういないだけに、グレアム・ポッター監督にアピールして居場所を掴んで欲しいところだ。

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