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サンフレッチェ広島は20日、サポーターの振る舞いについての謝罪声明を発表した。

広島は「お客様へのお願い」として声明を発表。17日に行われた明治安田生命J1リーグ第30節の名古屋グランパスとのアウェイゲームでの応援席の行動を謝罪した。

クラブの発表によると、この試合は名古屋の30周年記念試合に位置付けられており、試合前には30周年セレモニーが行われていた。

しかし、広島の応援席からセレモニー中にブーイングが。「オリジナル10」としてJリーグ発足時からの仲間への侮辱行為が起きてしまった。

代表取締役社長の仙田信吾氏はクラブ公式サイトを通じて謝罪した。

「台風の影響が今朝も残っていますが、皆様の周りで被害はなかったでしょうか」

「さて、9月17日(土)の名古屋グランパス戦は、勝利をお届けすることができませんでした。アウェイの豊田スタジアムに駆け付けていただいた皆様をはじめ応援いただく皆様、申し訳ありませんでした」

「一つ残念だったのは、名古屋さんの試合前に行われた30周年セレモニーの最中、サンフレッチェ応援席からブーイングが起こったことでした。私たち同様にオリジナル10の名古屋さんにとって、大切な時間だっただけに残念でなりません」

「サンフレッチェ広島のプレイスタイルは、「フェアですがすがしく」「ひたむきで」「常にゴールに向かう姿勢」です。同時に、チームの「行動規範」には、最善の努力やルールの尊重と共に、「相手の尊重」を謳っています。初代総監督だった今西和男さんは、一人前の社会人たれと強く指導し、それがあって、他チームでも日本サッカー界全般でも、広島出身の指導者が数多く活躍し続けています」

「私たちはサンフレッチェ広島を応援していただく皆様に、相手チームへのリスペクトを改めて強くお願いいたします」

「被爆の2年後、今の高校サッカー選手権にあたる全国大会で広島高等師範付属中学校が優勝したという奇跡の記録があります。それ以来、広島の高校生たちは「広島が死んじゃあおらんいうのを、見せるんじゃ」と強い気持ちで臨み、全国制覇を続けました。その負けん気がサッカーを強くしました」

「いっぽう、当時は、どの町も敗戦から立ち直るのに精いっぱいでしたが、広島には海外を含め全国から支援が寄せられました。そのシンボルが平和大通りの整備に全国から贈られた「供木」です。今の100m通りに約150種類ともいう2千本もの樹木が育ち、珍しい樹木も交じって今夏も熱い日差しから守ってくれたのは、広島に寄せられた全国からの励ましだったのです」

「今日は19:00からレジーナのカップ戦、明日は19:00キックオフでルヴァン・アウェイ福岡戦、そして25日はエディオンスタジアムで福岡戦です。広島らしい応援スタイルを宜しくお願い申し上げます」

ミヒャエル・スキッベ監督を迎えた広島は、現在3位。上位争いの真っ只中なだけに、水を差す行為は避けてもらいたいところだ。

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