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カターレ富山は19日、石﨑信弘監督(64)の退任を発表した。

石崎監督はモンテディオ山形、大分トリニータ、川崎フロンターレ、東京ヴェルディ1969(現:東京ヴェルディ)、柏レイソル、コンサドーレ札幌(現:北海道コンサドーレ札幌)、杭州緑城U-18(中国)、テゲバジャーロ宮崎、藤枝MYFCで監督を歴任。昨シーズンから富山の監督に就任すると、最終的には昇格を逃したものの4位フィニッシュを果たしていた。

今シーズンも引き続きJ2昇格を目標としてシーズンインしたが、ここまで明治安田生命J3リーグ25試合を消化して、14勝3分け8敗の5位に。クラブは成績不振に加えて目標達成のため後がないこと、試合内容の課題が昨年から大きく改善されていないことを受け、第25節のアスルクラロ沼津戦後に指揮官交替の決断を下したと報告している。

また、後任は現在チームでヘッドコーチを務める小田切道治氏(44)に決定。地元富山県出身である小田切氏は、京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)やヴァンフォーレ甲府などでプレー。2009年に富山で現役引退となった後も下部組織のコーチとしてクラブに残り、2019年からはトップチームのコーチを務めていた。

代表取締役社長の左伴繁雄氏は、監督交代の経緯と後任選定の理由を報告している。

「昨シーズンより監督として指揮をお願いして参りました石﨑信弘氏につきまして、先日行われましたリーグ第25節対アスルクラロ沼津戦をもちまして退任いただく決定を致しましたことを、慎んでご報告させていただきます。併せて石﨑氏の後任として現ヘッドコーチの小田切道治氏に務めていただくことをお知らせ致します」

「本人事は、今般の戦績を会社として掲げた「J2復帰」に照らし合わせれば、到底看過出来るものではないこと。また、サッカーの内容に見る課題(詳細は差し控えます)が昨年から大きく改善されていないこと。そして、J2復帰に向けて順位・競技試合数が限界に来ていることから、監督の交替に踏み切ったものです」

「一方で、90分戦えるフィジカルを作り上げ、結果には必ずしも結びつきませんでしたが、軸のしっかりしたスタイルを構築された功績は、決して色褪せるものではありませんし、最大限の感謝と敬意をお伝えしたいと思います」

「後任選定に際しましては、以下のことを留意致しました」

・大変申し上げ難いながらも、J3カテゴリーに来てくれる監督は、報酬面も含め限定されること。
・ある程度出来上がった型を持っているチームに対して、良いところは継続しながら課題となっている病巣を根治する処方箋を持っていること。
・現在籍選手の長短所を熟知し、それに応じた起用や指導がなされること。
・相手チームのスカウティングに則った戦略、戦術の選択が出来る柔軟性を有していること。 
・戦い方や練習内容、強度、日常管理について、強化部とベクトルが合っていること。
・リバウンドメンタリティ醸成に長けたモチベーターであること。

「以上を踏まえ、現ヘッドコーチの小田切氏と致しました」

「小田切氏は地元富山出身の監督候補として、十分な研鑽を積んだ上で満を持した起用がなされるべきと考えておりました。しかし、本人が監督未経験ながらも、火中の栗を拾う覚悟を示してくれたクラブ愛は最大限尊重したいと考えます。ならば、この先どういう結果になろうと、任命責任は私にあり、その限りに於いて、彼を最後までサポートし、守っていく所存です」

「最後に、石﨑さん、これまでチームを鍛え上げていただき、本当にありがとうございました。そして残り1/3シーズンの9試合は、小田切監督を中心に、チーム/フロント、ファン・サポーターのみんなが一つになり、チャレンジ&カバーで乗り切って行きましょう」

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