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 アーセナルのミケル・アルテタ監督は、ブラジル人FWマルキーニョスをローン移籍させる考えを持っているようだ。12日、イギリス誌『Four Four Two』が報じている。

 報道によると、アーセナルは2023年冬の移籍市場で、今夏叶わなかった右ウィングの獲得を目指す方針とのこと。これを受け、マルキーニョスには十分な出場機会を得られる他クラブに貸し出すことをアルテタ監督も計画中であると伝えられている。

 マルキーニョスは2022年夏に、サンパウロからアーセナルに移籍金300万ポンド(約5億円)で移籍。8日に開催された、UEFAヨーロッパリーグのグループA第1節チューリッヒ戦では先制ゴールと決勝アシストを記録する大活躍を見せ、一躍注目を浴びている。

 なお、アーセナルは冬の獲得候補として、この夏から変わらずウルヴァーハンプトンのポルトガル代表FWペドロ・ネトと、ウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクに興味を持っているとのこと。特にムドリクは、アメリカメディア『CBSスポーツ』のインタビューにて、「(アーセナルからオファーを提示されれば)ノーとは言えないよ」と語るなど、移籍に前向きであることは周知の事実となっている。

 名門アーセナルに、また1人現れた新星マルキーニョス。さらなる成長のため、武者修行に出ることとなるのか。

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