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 日本代表FW浅野拓磨が所属するボーフムは12日、トーマス・ライス監督の解任を発表した。

 また、アシスタントコーチを務めていたマルクス・ゲルハウス氏も同時に退団する。なお、後任が決まるまでの間は、U-19チームのハイコ・ブッチャー監督が暫定的にトップチームを指揮する。

 現在48歳のライス氏は、現役時代にフランクフルトやボーフム、アウクスブルクなどでプレーした。引退後の2009年にボーフムのユーススカウトに就任。その後はアンダーカテゴリーの監督やトップチームのアシスタントコーチなどを務めた。2016年夏に一度ボーフムを離れ、U-19ヴォルフスブルクの監督に就任。2019年9月にトップチームの監督としてボーフムに復帰した。

 1年目の2019-20シーズンはブンデスリーガ2部を8位で終えると、2年目の20-21シーズンは2部リーグを制覇。ボーフムを2009-10シーズン以来となる1部復帰に導いた。浅野をチームに加えた21-22シーズンは、13位でブンデスリーガ残留に成功。しかし、今季はブンデスリーガ開幕6連敗スタートとなり、ボーフムは現在、得点「4」、失点「18」で最下位に沈んでいる。

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