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ヴィニシウス・トビアス(C)Getty Images

FWヴィニシウス・ジュニオールのスペイン国籍取得により、EU圏外枠が一つ空いたレアル・マドリードだが、どうやら同枠はDFヴィニシウス・トビアスが使うことになりそうだ。スペイン『マルカ』が報じている。

レアル・マドリードは先日、ヴィニシウス・ジュニオールがついに二重国籍を取得したことを発表。EU圏外枠が一つ空くことになったが、その使い道に注目が集まっている。

『マルカ』曰く、同枠は暫定的にBチームのカスティージャに所属する18歳ヴィニシウス・トビアスのために使うとのこと。右サイドバックのヴィニシウス・トビアスは2022年4月1日、ロシア・ウクライナ危機のために同年1月に加入したばかりのシャフタール・ドネツクを離れて、買い取りオプション付きのレンタル移籍でカスティージャに加入していた。そのプレーぶりは素晴らしく、レアル・マドリードはたとえ右サイドバックにDFダニ・カルバハル、DFルーカス・バスケス、DFアルバロ・オドリオソラを擁していようと同選手に期待をかけるつもりのようだ。

さて、ヴィニシウス・ジュニオールのスペイン国籍取得は遅れに遅れたが、もし今夏の移籍市場が開いている間に取得が完了していたらレアル・マドリードはどのように振る舞っていたのだろうか。『マルカ』によれば、カルロ・アンチェロティ監督が獲得を要望していたとされるFWガブリエウ・ジェズスについては、実際に引き入れる可能性が高まっていたとのこと。しかしクラブ首脳陣は「獲得することを目的とした獲得」は考えておらず、たとえEU圏以外の選手を補強できるとしても、慎重な姿勢を崩す気はなかったようだ。

レアル・マドリードはEU圏外枠を占める残りのブラジル人2選手FWロドリゴ、DFエデル・ミリトンについても、今年中にスペイン国籍を取得することを見込んでいる模様。同クラブが冬の移籍市場でどう動くかも気になるところだが、クラブ首脳陣の姿勢は今夏とまったく変わらないという。獲得する選手は、クラブの未来に向けたプロジェクトに沿う存在でなければならず、最終的に重荷になり得る人材を引き入れるリスクは排除する方針とのこと。つまりは、無闇にEU圏外枠を埋めることは極力避けたい様子だ。

加えて『マルカ』曰く、これまでバルベルデやヴィニシウス・ジュニオール&トビアス、ロドリゴなど南米のタレントを獲得し続けてきたレアル・マドリードは現在、欧州のタレントに目を向け始めているようだ。










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