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アーセナルのミケル・アルテタ監督が試合を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

4日、アーセナルはプレミアリーグ第6節でマンチェスター・ユナイテッドとアウェイで対戦。“ビッグ6”による大一番となった。

開幕5連勝で首位に立ち、波に乗っている一方で、ケガ人が一気に増加したアーセナル。エリク・テン・ハグ監督の下、スタートはつまづいたユナイテッドだが、思い切った選手の入れ替えもあり3連勝と勢い乗るユナイテッドの対戦となった。

試合は立ち上がりこそユナイテッドが押し込んだが、アーセナルが時間の経過とともに押し込んでいく中、12分にガブリエウ・マルティネッリが先制ゴールを決めたかに思われたが、直前のプレーでマルティン・ウーデゴールのファウルが取られVARの結果取り消しとなった。

すると35分、この試合がデビュー戦となったアントニーがカウンターからゴール。ユナイテッドが先制して前半を終えるが、60分にはブカヨ・サカがネットを揺らして同点に。しかし、66分、75分とユナイテッドはカウンターからマーカス・ラッシュフォードがゴール。3-1でユナイテッドが勝利していた。

今季初黒星のアーセナル。アルテタ監督は、試合後の記者会見で勝てた試合を落としたことに落胆した。

「勝てる試合だっただけに、我々が勝てなかったことは非常に残念だ。勝てなかったのは、ある局面で、あるアクションを守るための規律を欠いたからだ。そして相手のゴール前では何かに巻き込まれた」

特に失点シーンはいずれもカウンターから。守備の規律を守れなかったことが要因だと分析した。

「我々は規律を欠いており、ブルーノ(・フェルナンデス)とのアクション、バックラインの3vs3の場面で、自分たちの原則に従わず、2vs1となってゴールを許してしまった」

「その後、我々は次々とチャンスを作り、試合を支配し、自分たちのやりたいプレーができた」

「選手たちにはハーフタイムに『勝負はここからだ』と言った」

そしてVARでゴールが取り消されたシーンについてもアルテタ監督は言及。今季もすでに何件も問題視されるVARの判定がある中、試合ごとに判定に一貫性がないことを訴えた。

「私はそのプレーを詳しく見ていないが、言ったことはソフトなファウルだったということだ、だから、前節のPKの際に(タイロン・)ミングスがブカヨ・サカにソフトなファウルをしたのと同じ整合性があるだけであり、あれはPKではなかった」

「ヴィラ戦で失点したアーロン・ラムズデールへのソフトなファウルは、ゴールになっている」

「だから一貫性を保つことが問題であり、一貫性を保つにはもう遅すぎるため、今我々ができることは何もない」

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