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昨季限りで勇退した村上伸次元審判員の“ラストジャッジ”後、功績を称える演出が話題に

 昨シーズン限りで、トップリーグ担当審判員から勇退した村上伸次元審判員。J1リーグで最後のジャッジ後、両チームのイレブンが作った花道で送られ、胴上げで労われた惜別シーンに海外メディアが再脚光を当て「東洋の文化をよく表しているもの」と注目している。

 村上元審判員は、J1通算307試合、J2通算195試合、J3通算3試合で主審を担当し、昨年12月4日に行われたJ1リーグ最終節の名古屋グランパス対浦和レッズでトップリーグ最後のジャッジを担当した。

 試合後、村上元審判員はピッチ上で両軍の選手たちが作った花道で見送られ、DF槙野智章はアンダーシャツに記した手書きメッセージを披露。最後は両軍の選手たちからの胴上げで功績を称える演出が行われた。

 国内で感動を呼んだこのシーンが、海外メディアで再脚光を浴びている。チリメディア「Bio Bio Chile」は「ロックスター式の引退:日本のレフェリーが表彰され、選手たちはお別れパレードを行う」との見出しで、レフェリーを盛大に送り出したシーンに注目した。

 記事では「選手が現役を引退する時は、チームメイトや対戦相手から見送られ、グラウンド上で持ち上げられるのが通例だ。しかし、2021年12月の記録では、日本リーグの審判にも同様の事態が発生した」と報道。勇退するレフェリーを盛大に送り出した光景に対し、驚きを持って伝えている。

 さらに、記事の最後では「プロサッカー界では、審判の送別会でこのような祝賀会が開かれることはあまりない。国際大会で一度も試合を指揮したことのない審判員の軌跡を認める、東洋の文化をよく表しているものであることは間違いない」と記され、世界的に珍しい演出に熱視線を注いでいた。

FOOTBALL ZONE編集部










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