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◇25日 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝 浦和2―2(PK3―1)全北(埼玉スタジアム)

 浦和が120分間の死闘の末、PK戦で韓国王者の全北に競り勝った。PK戦で4人目のキッカーだったFW江坂任のゴールが決まると、全北のPKを2本止めた殊勲のGK西川周作を中心に、選手たちの歓喜の輪が膨れ上がった。

 奇跡的な同点シーンは、DF酒井宏樹のタックルから始まった。1点リードされた延長後半15分、敵陣右サイドで酒井が強く、深いスライディングタックルで相手ボールを奪い取り、そのまま攻め上がった。モーベルグのパスを受け、ゴールライン手前から右クロスを送ると、ユンカーの劇弾が生まれた。

 酒井は「ただただ負けたくない気持ちだけで走っていた。おそらくフィールド上の僕ら11人はその思いを共有できていたのでゴールにつながった」と安堵(あんど)の表情だった。

 舞台が大きくなればなるほど、その存在感は際立った。アジア制覇に王手をかけ、酒井は「去年の夏、マルセイユからここに移籍してきて、当時、誰一人、家族も代理人も含めてこの移籍に賛成の人はいませんでした。ただ、これが成功だったかどうかは僕自身が証明するしかない。そのためにはこの大会が非常に重要だと思っている。まだ何も成し遂げていないが、東地区で優勝ができて、ACL全体の決勝に進めたということは僕にとって非常に大きなこと」と話した。

中日スポーツ










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