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「サッカー人生で一度あるかないかという経験だった」

試合後の会見で過密日程やPK戦について語ったキム・サンシク監督。(C)SOCCER DIGEST

 8月25日に埼玉スタジアムで開催されたACL準決勝で、浦和レッズが韓国の全北現代と対戦。1-1で突入した延長戦で116分に勝ち越しを許すも、120分にキャスパー・ユンカーが値千金の同点弾を奪う。PK戦では守護神の西川周作が2本を止めるなど活躍し、3-1で勝利した。


 驚異の粘りを見せた浦和の前に敗れ去った全北のキム・サンシク監督のコメントを、韓国メディア『mydaily』が伝えている。

 中2日という過密スケジュールのなか、ラウンド16、準々決勝に続く延長戦を戦った指揮官は、「ベトナムで行なわれたグループリーグから日本での決勝トーナメントまで、殺人的な日程だった。選手たちは120分間最善を尽くして戦ってくれた。彼らをどのように慰め、どれほど感謝したらいいか分からない」と労った。
 
 そして、「浦和の応援の熱気の中で序盤に失点したのが残念だ。延長後半に逆転したが、最後の1分を耐えられず失点し、無念だ。2022年、ACLの長い旅が今日で終わった。選手たちは全北現代の誇り、Kリーグの誇りを最後まで守ってくれた」と強調。改めて、スケジュールに触れている。

「本当に大変な日程だった。日本に来る前、Kリーグの日程もハードだった。ここでは3日に1度試合をした。トレーニングとコンディション調整が大変だった。サッカー人生で、一度あるかないかという経験だった」

 また、4人中3人が失敗したPK戦については、「私も選手の時、PK戦で浦和ファンの旗に萎縮した。常に準備してきたが、重要な試合で、惑わされずに集中しろと言ったが残念だ」とコメント。「PK戦は実力だけでなく運も必要だ。選手たちは最善を尽くした。失敗した選手には落ち込まないでほしい」と続けている。

 最後まで、3試合で360分間を戦った選手たちを気遣った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部










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