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レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、マンチェスター・ユナイテッド行きが決定的と報じられるブラジル代表MFカゼミロ(30)の移籍願望を認めた。スペイン『ESPN』が伝えている。

マドリー在籍9年間で5度のチャンピオンズリーグ制覇、3度のラ・リーガ制覇に貢献してきたカゼミロ。ルカ・モドリッチ、トニ・クロースと共に黄金の中盤を形成し、クラブのリーダーグループの中心にいる絶対的な主力として、今後もエル・ブランコを牽引することが期待される一人だ。

しかし、今夏の移籍市場閉幕まで残り半月余りとなった中、今シーズンのプレミアリーグで連敗での最下位スタートとなったユナイテッドからのオファーが報じられると、当初は選手自身、マドリー側に全く利がないこともあり、移籍が実現すると考えるものはほぼいなかった。

しかし、高額なサラリー掲示に加え、カゼミロ本人が新たな挑戦を希望し、移籍を真剣に検討し始めたことで、移籍交渉は一気に加速。マドリー側が功労者の意向を尊重したこともあり、移籍金6000万ユーロ(約82億6000万円)+アドオン1000万ユーロ(約13億7600万円)の条件でクラブ間合意。さらに、選手自身は1年の延長オプションを含む、4年契約で合意に至り、今週末にメディカルチェック受診のため現地入りすることが決定的と見られている。

そういった中、カゼミロと将来に向けた会談を行ったとされるアンチェロッティ監督は、20日に行われるラ・リーガ第2節のセルタ戦に向けた公式会見の場で、同選手の去就に言及。選手自身がマドリーからの移籍を希望していることを明らかにした。

「今朝、カゼミロとその話をした」

「彼は新しい挑戦、新しいチャンスで自分を試したいと思っている。クラブも私もそれを理解している。カゼミロが、このクラブでやってきたこと、そして彼という人間を考えると、その野望を尊重しなければならない」

「現時点で、交渉中だ。彼はまだレアル・マドリーのプレーヤーだが、彼は去りたいと言っている。もし、交渉が合意に達して彼が去る場合、我々は彼の代役を立てる必要がある」

また、若手の台頭はあるものの、カゼミロは現中盤において最も替えの利かない選手。そのため、アンチェロッティ監督には前述の話し合いで残留を説得したのかとの質問も飛んだ。しかし、現役時代に名選手だった元イタリア代表MFは、あくまで選手の意向を重視していると慰留を行わなかったと語っている。

「私はただ彼の話を聞いただけだ」

「彼の去りたいという気持ちを聞けば、もう後戻りはできない。もし交渉がうまくいって合意に達したら、彼の幸運を祈りながら、今あるものを見ていくしかない」

カゼミロの移籍が決定した場合、ニューカッスルのブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスなど代役候補の獲得に動く可能性も報じられているが、イタリア人指揮官は新加入のMFオーレリアン・チュアメニを含む、現状の中盤6人体制でシーズンを戦う意向を示した。

「チーム内に代役はいる」

「我々はそのポジションでプレーできる良いプレーヤーをたくさん持っている。チュアメニは今、市場で最高のMFの一人だ。それからトニ・クロースというオプションもあり、彼は私がここに来て2年目(2014-15シーズン)に22連勝したときのように、そのポジション(アンカー)でプレーすることができる」

「昨年プレーしたカマヴィンガもいる。カゼミロの代わりに同じ特徴を持つプレーヤーを使うことはできないが、違う特徴を持つプレーヤーは他にもいる。私のチーム(ミラン)ではピルロがあのポジションでプレーし、よくやっていた」

「カゼミロが移籍すれば、中盤は6人だ」

「モドリッチ、クロース、チュアメニ、バルベルデ、カマヴィンガ、セバージョス。この6人で、シーズンを通して十分やっていけると思う」

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