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「本当の意味で試されるのはこれからだ」

 今夏にブンデスリーガのボルシアMGに加入した板倉滉。この日本代表DFを獲得した理由について、ダニエル・ファルケ監督が改めて口を開いた。


 ブンデスはリーグ開幕から2節を終え、ボルシアMGは1勝1分で3位につけている。8月19日にはヘルタ・ベルリンとの対戦が控えており、ファルケ監督が前日会見に出席。現地紙『Tagesspiegel』がその会見で指揮官が板倉に言及したことを伝えている。

 板倉はここまでの2試合にCBとしてフル出場しており、初戦のホッフェンハイム戦ではアシストも記録。続くシャルケ戦では現地紙の評価でチーム内最高評価を得るなど評判は高まっており、ヘルタ戦でも先発が予想されている。

 その日本人DFについて「次はどちらで起用するのか?」と記者から質問を受けると、ファルケ監督は「コウを獲得する前から、彼はCBと守備的MF、どちらもこなすことができると分かっていた。それが彼を獲得した理由でもある」と応じている。

「彼は、今週は水曜日からチームトレーニングに参加した。なかなか良い感じだ。シャルケ戦では間違いなく並外れたプレーをした。しかし、彼にとってのブンデスリーガの経験はまだたった2試合しかない。もちろん、獲得したことはとても喜ばしいし、コウがいてくれて良かった。だが、最終的な評価を下すにはまだ早すぎる。本当の意味で試されるのはこれからだ」

 そして、CBとしても「まだまだ改善の余地がある」と述べた。

「CBとして振る舞うとき、『そこではもっと違うプレーをしなければいけない』と注意すべき部分も、改善すべきポイントもある。もっと状況を良くできた。もちろん、彼のポテンシャルなら100パーセント、適応できるだろう。素晴らしい選手だ。私はまず良いパフォーマンスを望む人間だし、彼はそれに応えてくれた。少なくともCBのポジションでは間違いない。

 守備的MFでもシャルケでは卓越したプレーを披露していた。だが、それはあくまで2部のレベルだ。ブンデスでの資質を証明してはいない。その機会にはまだ恵まれていないんだ」

 釘を刺したファルケ監督だが、「私はコウの潜在能力に全幅の信頼を置いている」とも。その素質を高く評価しているだけに、今後の起用法にも注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部










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