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遠藤はプレーにフォーカス、俊輔は振る舞いを強調

 ドイツのシュツットガルトに所属する日本代表MF遠藤航が、コンテンツメディア「SYNCHRONOUS(シンクロナス)」で配信する『月刊・遠藤航』で元日本代表10番の中村俊輔と対談。お互いの「理想のMF像」を語った。


 ブンデスリーガで2年連続“デュエル王”に輝いた遠藤は、クラブでも代表でもアンカーを主戦場にプレーしている。

「今のミットフィルダーは攻守ともに活躍できないと、本当にトップトップで残っていくのは難しいのかなと考えていて。今、デュエル、デュエルと言われていますけど、いかに攻撃に関われるかとか、そのへんも僕はすごく意識しています」

 理想は「攻守ともに存在感を発揮できるボランチ」だ。どちらかに特化しない。どちらもハイレベルにこなす。「カゼミーロとかも意外と(攻撃が)うまかったりするし、ブスケッツもけっこう守備もできるし。そういうアンカー像、ボランチ像は、僕にとって今の現代サッカーでは理想なのかなって思ったりしますね」。

 一方の俊輔は、「ジダンを評価するとき、ジダンがミランにいたらミランが勝ってた、とか。あの選手がこっちにいたら勝ってた、それがやっぱり理想」と独特の表現で伝え、大好きな選手の名を挙げて、こう続ける。

「若い時に、俺はピクシーがすごい好きで。試合で勝っている時、ゆっくり行くじゃん、コーナーキックとか。ピクシーは速く行く。ダッシュで。向こうが萎えている、だったらもう1点取るぞ、みたいな雰囲気を、プレーっていうか、もう動作だな。仕草で見せて、それでショートコーナーで良いボールを上げて、追加点、行くんだっていう。ゲームの流れを1人で、プレーもそうだけど、プレーだけじゃなくて持っていける選手。存在感とかオーラとか、そういう選手がやっぱり理想だな」

 プレーにフォーカスした遠藤と、振る舞いを強調した俊輔。性質の異なるそれぞれの理想像は示唆に富むものだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部










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