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 サッカー日本代表の森保一監督(53)が16日、オンライン取材に応じ、FW大迫勇也(32)=神戸=の代表復帰について言及し、「コンディションは上がってきている。候補には入れて考えていきたい」と前向きに語った。


 森保監督が視察に訪れた13日の札幌-神戸戦(札幌ド)で、先発出場した大迫は脚の負傷から復帰後最長となる78分間出場した。屈強なポストプレーで攻撃の起点となり、前線からの献身的な守備も見せた。2人に囲まれながらも動じることなく抜け出す場面もあり、格の違いが際立った。

 得点こそなかったが後半33分までプレー。復調ぶりを目の当たりにした森保監督は「コンディションは上がってきていると思う。攻撃の起点になっている部分は彼の良さが出ている。守備の部分でも攻から守に切り替わった時の相手に対する素早いアプローチだったり、チーム全体の守備のスイッチを入れられる、プレッシャーをかけられれるという彼が持っているものは出てきている。強度強く動くところは、まだまだ彼の中では上げられるのではないか」などと印象を振り返った。

 大迫は3月のW杯アジア最終予選を負傷で辞退して以降、代表から遠ざかっている。9月に行われる欧州遠征での代表復帰に向けて、森保監督は「もちろん候補には入れて考えていきたい。彼のコンディション、他の選手との比較も含めて決めていきたい。(欧州遠征の)米国戦、エクアドル戦ではインテンシティーとデュエルの部分で強度が増す。そこにコンディション的に耐えていけるかどうか、視察であったり情報を取って考えていきたい」と、今後も大迫の状態を注視していく考えを示した。






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