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サカのライバルとなるか

クリスタル・パレスとのプレミア開幕戦を制し、まずは勝ち点3を獲得したアーセナル。昨季は1分1敗と苦戦した相手だが、2-0と快勝を収めた。

そんなアーセナルだが、まだ夏の移籍市場で動きたいと考えており、中盤とサイドアタッカーに関心を寄せているようだ。英『football.london』によるとそのターゲットはレスター・シティのユーリ・ティーレマンスとビジャレアルのジェレミー・ピノだという。

ティーレマンスは以前からアーセナルが興味を持っている中盤戦士だが、正式なオファーはまだ提示してしない。ベルギー代表MFとレスターは今季で契約が切れることになっており、フリーとなった来夏までアーセナルは待つ準備があるようだ。

ピノはリヴァプールも獲得に乗り出すスペイン代表の19歳で、同紙によると6750万ポンドの契約解除金が設定されており、その移籍金を支払うことができれば獲得することは可能だ。この夏はすでにガブリエウ・ジェズス、オレクサンドル・ジンチェンコら即戦力級の補強を複数回行っており、ピノとティーレマンスを獲得することになれば総額は2億ポンドに近い額となる。

ラス・パルマスとビジャレアルの下部組織で育ち、その後ビジャレアルのトップチームでデビューを飾ったピノ。右サイドを主戦場とする右利きのアタッカーで、昨季はリーグ戦31試合で6ゴール4アシストを記録している。ビジャレアルでは20-21シーズンからプレイタイムを増やしており、ポジションが右サイドで被った久保建英は出場機会を得ることができなかった。

昨季はそんなピノが知名度を上げる出来事が起きた。それが1試合での4ゴールだ。[4-4-2]の右サイドハーフで先発すると、前半だけで3ゴールを奪い。53分で4点目を決めた。75分にベンチに下がっているが、フルタイム出場となればさらに記録を伸ばす可能性はあった。

右サイドでブカヨ・サカとポジションを争える選手を探しているアーセナル。ピノはピッタリな存在であり、アーセナルにやってくるのだろうか。

構成/ザ・ワールド編集部










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