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ネームバリューはJ屈指だが……

ネームバリューで判断するなら、ヴィッセル神戸はJリーグ屈指のタレント集団に映るだろう。最大のスターは元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタであり、そのイニエスタとバルセロナで一緒の時間を過ごしたFWボージャン・クルキッチやMFセルジ・サンペールも神戸に加わっている。

日本人選手も代表歴の長いFW大迫勇也、武藤嘉紀、MF山口蛍、DF槙野智章、酒井高徳らが揃う。

しかし、今季開幕から24試合を消化した段階で神戸の順位はまさかの最下位だ。白星の数は僅か5つで、黒星の数はリーグ最多の13だ。海外のサッカーファンからすれば、イニエスタのいるクラブが最下位というのは信じられない結果だろう。

武藤、ボージャン、サンペールが負傷離脱していることもあるが、それでも最下位はまずい。降格圏に沈むような陣容ではないはずだ。

米『ESPN』もそんな神戸の現状に注目している。18日にはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメントがスタートする。神戸はベスト16で同じJリーグの横浜F・マリノスと対戦することになっているが、互いのリーグ順位は神戸が最下位に対して横浜F・マリノスは現在リーグ首位を快走している。アジアの頂点を決める大会でリーグの首位と最下位が顔を合わせるというのも珍しい話だ。

「イニエスタらスターを揃える神戸は降格の真の危機にあるのか」と同メディアは現状を心配しているが、たとえACLで結果が出たとしてもJ2降格は許されない。現状神戸としてはアジアの頂点を目指すよりJ1残留に集中するしかないだろう。

この危機を回避できるのか。イニエスタの加入もあってネームバリュー的には世界で最も注目されているJクラブと言っても大袈裟ではないが、現在はネガティブな方向から注目を集めてしまっている。

構成/ザ・ワールド編集部










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