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元ドイツ代表のフィリップ・ラーム氏は、カタールが2022年ワールドカップの開催地に選ばれたことを非難した。

中東で初の開催となるカタール・ワールドカップ。気候の影響で通常の夏季開催から冬季開催になるなど、異例づくめの大会に。そんな中で特に大きな注目を集めているのが、同国の人権問題だ。

イギリス『ガーディアン』が昨年に伝えたところによると、2010年にワールドカップの開催地として決まって以降、6500人もの移民労働者が死亡。さらに性的マイノリティへの人権問題など、西欧諸国を中心に多くの懸念の声が上がっている。

大会開幕までまもなく3カ月となる中、ドイツ代表主将として2014年ワールドカップ優勝を成し遂げ、現在EURO2024の大会ディレクターとしての役職に就くラーム氏は、ドイツ『キッカー』でカタール・ワールドカップについて「私は派遣団の一員でもないし、ファンとして現地に行きたいとも思わない」と話し、今回のビッグイベントに対して批判的な意見を述べた。

「家でこの大会を観戦しようと思う。大会の招致を決める際、人権は最も大きな要素であるべきだ。仮に招致の権利を勝ち取った国がこの件に関して最も低い評価を受ける国の1つであれば、決定のためにどのような基準が使用されたかについて考えることになる」

「こんなことは二度と起きてはいけない。人権、サステイナビリティ、国のサイズ、どれか一つでも基準を満たしているようには見えない。(さらに選手たちに対して)選手として、これ以上沈黙を続けることはできないはずだ」

さらにラーム氏は、スペインや日本、コスタリカと同じグループに入ったドイツチームについて「スポーツ面に関して言えば、私たちはいつだって優勝候補の1つだ。だから、ドイツが最後まで戦っていることを祈っている」と期待を寄せた。










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