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今夏の移籍市場で主役になっているバルセロナだが、タイムリミットが迫ってきているようだ。

多額の負債を抱え、財政難に陥っていることは周知の事実となっているバルセロナ。しかし、そんな中でもクラブは補強を止めなかった。

今夏はFWロベルト・レヴァンドフスキ、FWハフィーニャ、DFジュール・クンデ、MFフランク・ケシエ、DFアンドレアス・クリステンセンと各国の代表選手を大量にチームに加え、さらにチェルシーのスペイン代表DFマルコス・アロンソの獲得も間近に迫っている状況だ。

一方で、チームから去る選手は限られており、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーが多額の移籍金を支払ってでも獲得を目指すオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングを売却する意思はないと表明しているが、そのバルセロナにもタイムリミットが迫っている。

ラ・リーガは今週末に新シーズンの開幕を迎える中、財政問題を抱えるバルセロナは、昨夏同様にサラリーキャップに抵触している。

昨夏はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが憂き目に遭い、契約終了。パリ・サンジェルマン(PSG)へと移籍せざるを得ない状況となっていた。

今夏もその状況は変わっておらず、サラリーキャップに抵触中。リーグ開幕1週間を切った中、前述した今夏獲得した選手は誰1人として登録されていない状況。さらに、再契約を結んだDFセルジ・ロベルト、FWウスマーヌ・デンベレも登録できていない状況だ。

給与削減にも限界がある中、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツが減給を考慮しているという報道もあるが、クラブは禁断の「第4の手」を打つしか無くなってしまったという。

スペイン『ムンド・デポルティボ』によれば、バルセロナはオーディオビジュアル部門を運営する子会社『Barça Studios』の株式25%をシルク・ド・ソレイユのオーナーであるガブリエル・デ・アルバ氏が所有するアメリカ投資ファンドの『GDA Luma』に1億ユーロ(約138億円)で売却することになるとされ、じきに公式発表されるとしている。

すでに1日に『Barça Studios』の株式24.5%を『Socios.com』に1億ユーロで売却。たった1週間で、子会社の株式49.5%を売却し、2億ユーロを手にすることになる。

バルセロナにとってはこれは「第4の手」であり、本来では出したくなかったものだが、サラリーキャップを守るために必要なこと。ただし、これでも充足しているかどうかは不明な状況だ。

選手の補強を進める一方で、資金調達に苦労しているバルセロナ。まさに身を削っている状況だが、獲得した選手が登録できなければ何の意味もなさない。果たしてどうなるのか。シーズンの厳しい戦いの前に、時間とのギリギリの戦いに勝たなければいけない。

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