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[8.5 ブンデスリーガ第1節 フランクフルト 1-6 バイエルン]

 2022-23シーズンのブンデスリーガが5日、フランクフルト対バイエルン戦で開幕を迎えた。昨季、前人未到の10連覇を成し遂げたバイエルンが敵地でフランクフルトを圧倒し、前半だけで5得点のゴールラッシュを披露。後半にも1点を追加して6-1で勝利し、衝撃的な白星スタートを切った。フランクフルトのDF長谷部誠とMF鎌田大地はベンチ入りしたが、鎌田は出番がなく、長谷部が後半37分から出場したのみだった。

 2012-13からバイエルンが覇権を保っているブンデスリーガの開幕戦。11連覇を狙うバイエルンはFWロベルト・レバンドフスキがバルセロナに移籍した中、リバプールから加入した新戦力のFWサディオ・マネを先発起用した。対するフランクフルトは鎌田、長谷部がベンチに控え、オランダのPSVから獲得したFWマリオ・ゲッツェが開幕スタメン入りを果たした。

 前半はバイエルンのワンサイドゲームとなった。まずは前半4分、スルーパスに抜け出そうとしたFWセルジュ・ニャブリがDFエバン・エンディカのファウルを誘ってゴール右斜め前でFKを獲得。同5分、味方に合わせると思われたMFヨシュア・キミッヒが意表を突いてゴールを狙うと、フランクフルトサポーターの発煙筒による白煙がゴール前に立ち込める中、GKケビン・トラップの逆を突いたボールがゴール右隅に吸い込まれた。

 さらにバイエルンは前半10分、またしてもセットプレーから追加点。キミッヒの右CKをDFリュカ・エルナンデスが落とし、浮き上がったボールをFWトーマス・ミュラーがオーバーヘッド気味に合わせたシュートは相手に阻まれたが、こぼれ球に反応したDFバンジャマン・パバールが強烈なボレーシュートをゴール左隅に突き刺した。

 その後は両チームに決定機が訪れ、互いに活かせない形が続いたが、次のゴールもバイエルンに入った。中盤でのボールの奪い合いを制したキミッヒが最終ライン裏に浮き球のスルーパスを供給し、ニャブリがゴール前に浮き球でつなぐと、マネがニアサイドに飛び込んで反応。最後はヘディングでゴールに押し込み、移籍後初ゴールで3-0とした。

 なおもバイエルンは止まらない。前半35分、キミッヒの縦パスがマネに収まり、鋭い持ち上がりから右に流すと、ミュラーがゴール前にラストパス。これに反応したFWジャマル・ムシアラがワンタッチで押し込んだ。さらに同43分、ミュラーの振り向きざまのパスからニャブリが抜け出し、冷静なフィニッシュで5点目。5-0という衝撃的なスコアでハーフタイムを迎えた。

 厳しくなったフランクフルトは後半開始時、MFセバスティアン・ローデ、MFイェスパー・リンドストロム、FWラファエル・サントス・ボレに代わってMFクリスティヤン・ヤキッチ、DFクリストファー・レンツ、FWコロ・ムアニを投入。すると後半10分、MFフィリップ・コスティッチの左CKのこぼれ球をゲッツェが押し返し、ヤキッチがネットを揺らした。だが、ヤキッチにオフサイドがあったとしてゴールは認められなかった。

 バイエルンは後半12分、MFマルセル・ザビッツァーに代わってアヤックスから加入の20歳MFライアン・フラーフェンベルフを投入し、新戦力のテストを試みる。するとフランクフルトは同19分、L・エルナンデスのバックパスにムアニが詰めると、GKマヌエル・ノイアーからボールを奪取。そのまま無人のゴールに流し込んで1点を返した。

 思わぬミスで失点したバイエルンだったが、後半20分にはニャブリに代わってレンヌから加入した17歳のFWマティス・テルを投入。同37分にはDFマタイス・デ・リフト(←ユベントス)、DFヌセア・マズラウィ(←アヤックス)を入れ、新加入選手にピッチを踏ませた。そして同38分、マネとFWレロイ・サネの素早いパスワークからムシアラがこの日2点目を決めてダメ押し。敵地で難敵フランクフルトを6-1で下し、鮮烈な開幕を迎えた。










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