2022/23シーズンのイングランド・プレミアリーグ開幕が近づいている。昨季もハイレベルな戦いが繰り広げられたが、果たして今季はどのような結末となるだろうか。今回は、クラブごとに22/23シーズンのプレミアリーグ最終順位を予想する（※情報は8月1日時点）。

トッテナム

監督：アントニオ・コンテ（2年目）

21/22リーグ戦成績：22勝5分11敗（4位）

 

　ヌーノ・エスピリト・サント監督の下でスタートを切った昨季は、一時11位に低迷。しかし、アントニオ・コンテ監督就任後は復調し、ライバルであるアーセナルを上回って4位に入り、チャンピオンズリーグ（CL）出場権を獲得することに成功した。当然イタリア人指揮官の手腕は評価するべきで、同監督の下で出発する今季は期待ができる。

 

　今夏は積極的な補強もみせている。まず、インテル時代にコンテ監督とタッグを組んだイバン・ペリシッチを獲得。さらに、ブライトンからイヴ・ビスマを加えた。そしてエバートンからリシャルリソン、ミドルスブラからジェド・スペンスを補強し、バルセロナからクレマン・ラングレをレンタルと、いずれも即戦力級である。昨季よりもスカッドが厚くなったのは確かだろう。

 

　守備陣はやや不安だが、リシャルリソンやペリシッチが加わり、ハリー・ケインにソン・フンミン、昨季後半戦を支えたデヤン・クルゼフスキもいる攻撃陣にはかなりの破壊力を期待できる。マンチェスター・シティやリバプールを上回るのは難しいかもしれないが、トップ3に入り込める可能性は十分と言っていい。

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