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中間ポジションでパスを捌くのが上手い

21-22シーズンのスコティッシュ・プレミアシップを制したセルティックはリーグ連覇に向けて22-23シーズンの初戦アバディーン戦に臨んだ。

前田大然、古橋亨梧、旗手怜央の日本人3選手が先発となりゲームがスタートすると、3分セットプレイからDFスティーブン・ウェルシュがゴールを決めて先制に成功。しかしそこからはアバディーンの強固な守備に苦戦し、チャンスを作れず後半へ。75分にジョタのスーパーゴールで追加点を挙げるも、相手守備陣を綺麗に崩しきるシーンは見られなかった。

結果は2-0と無失点での勝利となったわけだが、攻撃面で課題が残った。ビルドアップは素晴らしいが、アタッキングサードでの崩しはまだ上手くいっていない。最前線の中央でボールを待つ古橋に上質なパスを届けることはできておらず、ストライカーを生かせずに開幕戦は終わってしまった。

カギを握るのは旗手ら中盤だ。サイドでは前田やジョタがクロスを供給していたが、ゴール前で味方と合わないか、相手にはじき返されるなど良い選択肢ではなかった。そのため中央突破の質を上げる必要があり、どれだけ中盤の選手がバイタルエリアを上手く使いこなせるかが重要になる。

後半でベンチに下がったが、旗手はバイタルエリアで違いを見せようと努力していた。中間ポジションでボールを受けてダイレクトでパスを捌くシーンもあり、タイミングをずらした攻撃を披露している。

そんな旗手への評価は高く、スコットランドメディア『THE SCOTSMAN』では先制点のアシストを記録したマット・オライリーに続く7点を与えている。「力強くスタートし、アタッキングサードでは上手い連携を見せた」と攻撃面でのプレイを称賛している。

『SCOTTISH DAILY EXPRESS』では先制点を挙げたウェルシュと同じく8点が与えられており、ここでもFWとの連携が上手くいったと高く評価されている。2つのメディアでは旗手のアタッキングサードでの連携力に注目しており、崩しのキーマンになると見ているようだ。

22-23シーズンが始まったスコットランドのスコティッシュ・プレミアシップ。セルティックが今季もリーグを制するには攻撃面でアクセントをつけられる人物が必須であり、それが旗手になるのだろうか。

構成/ザ・ワールド編集部










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