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 ベルギー1部のゲンクは29日、日本代表FW伊東純也(29)がフランス1部スタッド(S)ランスに移籍することで基本合意したと発表した。伊東は同日、ゲンクの選手、スタッフに別れのあいさつをして、フランス入り。メディカルチェックを経て、近日中にも新天地への加入が正式発表される。今夏では、モナコに加入した同FW南野拓実(27)に続き、日本人2人目のフランス1部リーグ挑戦となる。

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 伊東が参戦するフランス1部は、欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス)と呼ばれる世界最高峰の舞台のひとつだ。各クラブの欧州CL、ELでの成績などから算出されるUEFA(欧州連盟)のリーグランキングは5位。13位のベルギーと比較すると、はるかにレベルが高い。

 メッシ、ネイマール、エムバペらを擁し、昨季リーグ史上最多に並ぶ10度目の優勝を達成したパリSGが“絶対王者”として君臨。かつてDF酒井宏樹(現浦和)が在籍した昨季2位のマルセイユ、今季、南野が加入したモナコ(昨季3位)が続く。

 移民の多いフランスという国柄もあり、身体能力の高いアフリカ系選手が多いことが特徴のひとつ。5大リーグの中ではレベルが一段階落ちるが、有望な若手がステップアップを狙うリーグという側面もある。今夏、モナコからRマドリードへと加入したフランス代表MFチュアメニ(22)など、世界的メガクラブへと飛躍した選手も多い。

 29歳の伊東に約14億円もの移籍金を支払うSランスは、上位進出の切り札として、エース級の期待をかけているとみられる。ベルギーでは敵なしの突破力を誇った伊東にとっては、さらに身体能力の高い選手がそろうフランスで、自慢のスピードをどう生かすかが鍵。ここでポジションを確保して活躍すれば、W杯8強を目指す森保ジャパンにとっても大きなプラスとなる。(金川 誉)

報知新聞社










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